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おとなとSNSと自己顕示欲と。



今朝の通勤時、車を運転しながらこれからのSNSとの付き合いかたについて考えていた。

最近はインスタを見ても、twitterを見ても以前のようになんだか楽しめない。

そして、繋がる人数が多くなるにつれて、投稿することに悩んでしまう。

今日、職場のおじさん(お兄さんかな)が、

Facebookに〈父の日〇〇もらいました〜♪〉と投稿する友人について

「誰がそんなこと知りたいんだ!!知るか!!!」

と超語気強く言っていたのを見て、何歳になってもこの問題は起こるのか…とちょっとびっくりした、とともに安心した。

《わたしも思ったことあるぅ〜!》

実際は思われるほうの立場にもなっているんだけども。

どうやら、どんな年代でも同じようなことは起こっているようだ。



わたしは自己顕示欲と承認欲求がつよい。きっと。

でも、それが透けて見えてしまうことにひどく抵抗がある。

意地悪なわたしは、『可愛い』待ちで自撮りをあげているであろう友人、

『おしゃれ!』の声を聞きたそうな友人の投稿に、ほとんど反応しない。

歪んだ性格。

欲しそうなコメントをしない意地悪!!

本当は、そんな友人みたいに投稿したいんだろうな。

我ながらいびつ。


振り返ると、20代はおしゃれで、洗練されていて、流行っているものを追いかけて、見栄を張ったり、背伸びしすぎたりしていたように思う。

30代は、でこぼこでも、いびつでも、わたし自身の心が喜ぶ、美しいと感じるものを大切に過ごしていきたい。

誰かに見てもらうためでも、いいねがたくさんもらえる投稿でなくていいから、自分が本当に心を動かされたものや出来事をシェアしよう。

そうやって暮らすうちに、自分の大切なものと同様に、人の大切なものにも心を寄せられるようになるのかもしれない。


SNSとほんとうに仲良くなるには、しばらく時間がかかりそうだけど。

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