幸せは人によって違うから、僕らは迷うんだと思う
良い人生の道筋なんて誰も知らないし、誰も教えてくれないです。人生の幸せを高らかに語ってる人は全部自分の経験を語ってるだけであって、僕の幸せに結びつくとは限らない。
例えば僕は高学歴志向の親の下で育ちました。幼少のころから「良い大学、良い会社に入れば良い人生が送られる」という信念があったなかで、最初から全然ついていけずにドロップアウトした人間です。
彼らはドロップアウトした僕を助けることは出来なかったし、失敗作たる僕に対する次なる幸せを提示することはしなかった、できなかった。最終的には縁を切るという選択をした。これは想像ですけど、彼らは僕の挫折を理解できなかっただろうと思ってます。あとは僕の頭がおかしくなってからは手が付けられなくて投げ捨てるしかなかったという現実もあったでしょう。
「貴方のことをこんなに愛していたのに貴方は何を考えてるか分からない」
というのは僕の母親に言われた最後の言葉です。
そう、僕は親から理解がされなかった人間。一方でいい年した大人の僕が(精神的に)自立できず、親にグチグチ言ってる姿は正しいかと言われるとそれはそれで違うとも思う。さっさと私たちから離れてほしいという親の叫びが聞こえてきて、僕もそれは受け入れる必要がありました。だから絶縁は結果として仕方ないことだと思ってます。ああ、僕が被害者面してるといわれるかもね。そこはごめん、確かにそうかも。
ちょっと話がズレました。
ようは彼らは自分たちが会得した幸せのスケールモデルを僕に提案し、あてはめようとし、失敗した。
僕は世間一般で言う良い大学には入れなかったし、良い会社にも行けなかった。そうそうたる経歴を持つ親族の方々に人生相談をしたところで、彼らの成功体験を有難く頂戴するしかなかったです。
じゃあそういう人じゃない方々に相談したら僕の悩みは解決したかというとそれもNO。幸せのために「逃げればいい」という人もいれば「立ち向かう必要がある」と言った人もいる。すがる思いで僕が思考停止で実践したら良いこともあったけど、同じくらい多くの失敗をしました。
「なんで相談した通りに実践したのに、僕は不幸なままなんだ」
と毒づくことも多かったです。いや、お前何様だよってのは今は凄く感じるけれども(笑)
他人のアドバイスなんてそんなもんだと思えるようになったのはうつ病が酷くなったあとでした。多くの人の話をきいて、ようやく気付かされた感じ。
いや、全ての人のアドバイスが当てにならないとは言いません。
確かに僕が他人に助けを求めたとき、その人は心配して出来うる助言を僕にしてくれたんだと思います。そこに嘘偽りはなかったと思う。でも、それって僕に合ってるかどうかなんてわかるはずもなく、あくまで選択肢のひとつでしかなかったんです。
幸せの形も同じで、他人の幸せの形状が僕の幸せと一致するかと言ったらそれは分かんないじゃないですか。
人は「世間一般の幸せ」か「自分が成功体験してきた幸せ」のどちらかでしか語れないんだと思う。
でも、僕らみたいな精神病にかかってる人間ってのはそうしたテンプレみたいな幸せを知りたいわけじゃないし、他人の幸せなんて知ったこっちゃない。
もっというなら選択肢が欲しいんじゃなくて、「僕自身の幸せの行先を指示してほしい」んだと思ってます。僕専用の幸せを人に委ねるってのはおかしな話に聞こえるかもだけど、本当そんな感じ。
アドバイスなんていらない。正解がほしい。
道に迷ってて考える余裕がない人間たちに、「左へ行け」「右へ行け」「歩くのをやめろ」という様々な助言が一方的にぶん投げられる(相談しておいて何を言ってるって感じだけどw)なか、僕はそんな雑言はいらなくて、ただただ自分に当てはまるアンサーを求めてます。
でもアドバイスを求めてしまうのは僕らの弱さ。すがりたくなる。意味がないと分かってても。
で、多くの情報が頭のなかをグルグル回ってしまうとその輪廻から思考が抜け出せなくて、自分自身の存在価値にまで疑問を持つ。やがて死にたくなるっつー、やっかいな人種なんですよ、僕らって奴らは。
まあ、これは健常者だろうが精神病で苦しむ人であろうが誰もが持つ悩みであって、違いといえば「その人が精神的に耐えられるか耐えられないか」ぐらいの差なのかもしれないです。
結果論だけれども、僕らは耐えられなくなるんだなぁ。これまた被害者面、弱すぎ、色々意見はあるだろうけれども。
幸せを求めて数々の選択をしていかなきゃならない僕らの人生ってのは得てして難しいです。示された選択肢は両方正解の時もあれば、両方不正解な場合もある。
もし人生を確率論で語るなら高学歴・一流企業への就職っていってた僕の親が人生の幸せの選択肢として正解だったかもしれないです。
でも僕の場合は失敗した。僕が稀有な存在だったのかどうかは知らんけど、少なくとも僕を一番近くで見てた親でさえそんなもんだったんだから、他人のアドバイスやらYoutubeや本なんかで人生語ってる人たちを今の僕はあんまり信じられなくて、まあそういうご意見もありますわなっていう斜に構えて見てるような話です。
ここまで語ってきて、幸せについて悩んでる俺たちはどーすりゃいいんだよという話になりますわな(笑)
ごめん、回答無し!!!!!
さんざん「所詮他人のアドバイス」と言い続けてきた僕だって、他の人から人生相談でもされたら他人なりのアドバイスしかできないです。
だから僕はnoteで人生で何をすべきとかいう偉そうな口を叩ける価値のある人間ではないです。せいぜい日々のことを綴ってみんなとワイワイやるぐらいしか脳無しです。
っつーことで、僕は今日も愚痴やら他人の悪口をnoteで面白おかしく語り続けます。これからもよろしくな。
PS. あと半月で仕事が終わる!もうちょっと頑張ろうロラゼパム(ぇ
※数年前にも同じようなことを語ってます(笑)ネタが尽きてきたかやずたかはって思ってくだされば。
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