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映画と本の感想

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映画と本の感想をまとめています。基本的にネタバレです。
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ポール・ギャリコ『ミセス・ハリス、ニューヨークへ行く』の解説書きました

ポール・ギャリコ『ミセス・ハリス、ニューヨークへ行く』の解説書きました

 文庫の解説を書きまして──昨日、見本が届きました。ポール・ギャリコ『ミセス・ハリス、ニューヨークへ行く』(角川文庫)です。4/24発売。

 ポール・ギャリコは、私がもっとも愛する小説家です。

 というようなことは、以前のブログにも書いたことがありますが──。

 これを書いた時は、自分がギャリコ作品の解説を書くだなんて、夢にも思いませんでした。

 それもこれも、去年映画化した『ミセス・ハリ

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『ソウルフル・ワールド』とその都度生きていく毎日(※ネタバレあります)

『ソウルフル・ワールド』とその都度生きていく毎日(※ネタバレあります)

 モヤモヤしています。

 コロナ禍の憂鬱とか、仕事がはかどらないとか、人と会っていないとか、外出もしてないとか、好きなスマホゲームが終了してしまうとか、ストレスはいろいろあるのですが、とにかく「気が晴れない」。

 でも、はたと思いました。私が「気が晴れた」と感じたのっていつだろう、と。
「気が晴れる」というのでもいろいろありますけど、そうだな……「気が軽くなる」とか「気分がすっきりした」とか「

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最近好きな猫マンガ(犬含む)

最近好きな猫マンガ(犬含む)

 最近、いろいろとストレスがたまっていて、どうやったら解消できるのかなあ、と考えていました。

 そこで思い出したのは、昔、日記を毎日つけていた頃のこと。私は小学校五年生から二十代の後半くらいまで毎日手書きの日記をつけていたのですが、その頃突発的に書いていたのは、「自分のベスト○○」。その時気に入っているものをベストテン形式、あるいは好き勝手に並べて思いの丈を書くだけ、という日記。

 書くのも楽

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『もう終わりにしよう。』─終わりへの道はフラグで埋められている

『もう終わりにしよう。』─終わりへの道はフラグで埋められている

 イアン・リード『もう終わりにしよう。』(ハヤカワ・ミステリ文庫)が気に入ったので、感想載せようと思っていたら、Netflixで映画化作品が配信されました。
 概ね原作どおりだけど、クライマックスは非常に映画的。盛り上がります。ラストの解釈が少しだけズレてて、でも納得の幕引き(文字通り)でした。変だけど! 変な映画だけどね!
 原作読んでいない人が見るとどう感じるのかな……。けど、映画はさすがにわ

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『ジョーカー』─無敵の人の作り方

『ジョーカー』─無敵の人の作り方

 映画感想をまとめたマガジンを作ったのです。
 まだ私、noteがよくわかっていないんですが「カテゴリ分け」みたいな感覚で使っているわけです。
 そのマガジンのサムネイル画像を、なぜか『ジョーカー』を見に行ったぶたぶたに。じゃあ、それも一応別ブログから転載せねば、と思いました。
 核心には触れていませんが、ある程度ネタバレしています。

□『ジョーカー』"Joker" 2019(10/4公開)
 

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『パラサイト 半地下の家族』─一歩手前の薄ら寒さ

『パラサイト 半地下の家族』─一歩手前の薄ら寒さ

 映画の感想を別ブログ(旧ブログとは別です)から転載しています。今回は『パラサイト 半地下の家族』。(ロバート・ロドリゲス監督の『パラサイト』も好きよ!)
 核心には触れていませんが、ラストについて書いているので、ネタバレと言えばネタバレかな。

□『パラサイト 半地下の家族』"기생충" 2019(1/10公開)
 両親と兄、妹の四人家族であるキム家は、すべて失業中。狭い半地下のアパートに住んでい

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『ある女流作家の罪と罰』─何が私に必要なのか

『ある女流作家の罪と罰』─何が私に必要なのか

『ある女流作家の罪と罰』という映画を見まして……小説家としていろいろ思うところがあったので、感想を書きました。例によって別ブログに載せたものの転載です。
 ある程度ネタバレしていますので、お気をつけください。

□『ある女流作家の罪と罰』"Can You Ever Forgive Me?" 2018(WOWOW)
 1980年代まで伝記作家として名を馳せたリーだったが、現在は50代に入り、一人暮ら

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『シャザム!』─子供の頃の傷を忘れられない人へ

『シャザム!』─子供の頃の傷を忘れられない人へ

 先日、DCエクステンデッド・ユニバース映画の一つの『シャザム!』を見たんですが、これがとってもよかったので、別ブログの方に載せた感想文を転載します。核心には触れていませんが、ある程度踏み込んでネタバレしています。

□『シャザム!』"Shazam!" 2019(WOWOW)
 1974年、ある少年が不思議な空間に魔術師の後継者候補として召喚されるが、そこに封印されていた「七つの大罪」の誘惑に勝て

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