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キャリアのヒントを探しに——学生パートナーとしてカンファレンスに参加してきました
仕事をしているふりをしながら(というのは冗談ですが)、休職中ではあるものの、学生のパートナーも参加可能なカンファレンスに出席しました!
すべて英語で、日本人参加者はほとんどいませんでした。ランチョンを挟みながら、各界隈で活躍されている大学関係者の講演を聞き、学生同士でネットワーキングをするというカジュアルな会議です。
アメリカでは、キャリア形成やビジネスのカギは、第一に「ネットワーキング」、第二に「ネットワーキング」と言われるほど。人と話し、繋がることがビジネスの機会を生み、成功への近道になります。NYで働いていた頃も、ネットワーキングの機会には事欠きませんでした。
なぜカンファレンスに参加をしようと思ったか?
第一に、「場数」を踏むためです。以前、「場数を踏む」ことの大切さについて書いたことがありますが、その時にパートナートークセッションで一緒に登壇したパートナーが今回も参加しており、同じテーブルに座ってくれました。彼女もアクティブに活動していて、来期のMBAにアプライしているとのこと!
今回のカンファレンスの情報は、夫が共有してくれました。「女性への投資」がテーマだったので、「行ってみたら?」と背中を押してくれたのです。こうして私の経験の機会を広げてくれる…本当に素敵な夫です。会社に所属していなくても、コミュニティに困らないのは夫のおかげ。まだの方は、以前書いた「コミュニティの広げ方」についての記事もぜひ読んでみてください。
事前準備
久しぶりの会議。仕事をしていた頃は会議に慣れていましたが、今回は少し気合が入りました(笑)。その頃を思い出しながら、次のような準備をしました。
・服装チェック
どれくらいスーツ率が高いのか、もう少しカジュアルでも良いのかを、参加予定の知り合いに確認。結果、かっちりしすぎない服装で参加することに決定。
・1分自己紹介を用意
自分の名前、キャリア経験や興味、今回の参加目的をまとめた簡単な自己紹介を準備しました。
"Hi, I'm [my name]. I’m a partner of a first-year student at [MBA program name]. I have a background in [field name] at [company name]. Right now, I’m taking some time to explore new opportunities and connect with people in this space. What about you?"
・誰に合うかを予想
夫に協力してもらい、カンファレンス運営チームのリストを入手。誰に会ったことがあるか、誰と話す可能性があるかを事前に確認し、顔と名前を覚えました。以前、社内外の役員の顔と名前を覚える訓練をしていた経験(!)が生かされました。さらに、時間が許す限り、その人たちの簡単なプロフィールをリサーチ。
参加をしてみて
・服装
学生が多いためカジュアルな服装が多かったですが、スピーカーは皆ジャケットを着用。ただ、雨の影響もあり、ほぼ全員がスニーカー。日本の登壇イベントのようにヒールを履いている人はいませんでした(笑)。それでも、鮮やかな色のセットアップやワンピース、アクセサリーで、それぞれの個性が光っていました。
ちなみに、私はシンプルなワンピースに紺のジャケット、そして雨だったので綺麗なレインブーツで参加!
・ネットワーキング
夫の知り合い、いま関わっているスタートアップのCo-Founder、他大学のMBA生、登壇経験のある学生パートナー、交換留学中の日本人など、たくさんの人と話すことができました。
新しいチャンスに繋がるかもしれない出会いがあっただけでなく、「Galentine’s Day(GirlsとValentine’sをかけた、友人を招いてパーティーするイベント)」に誘われるなど、カジュアルな情報交換もできて大満足。さらに、事前に興味を持っていたスピーカーの方もいたので、これを機にアプローチしてみようかと考えています。何事も、自分から動かないと始まりません…!
・講演内容
講演も非常に興味深く、女性向けということもあり、新しいインサイトやインスピレーションを多く得ることができました。
特に印象的だったのは、「FemTechなど女性向けビジネスへの投資の進捗はアメリカでも遅れている」という話。日本はさらにハードルが高く、他の国ではもっと厳しい状況なのかもしれない…と考えさせられました。実際に隣に座っていたインド人のMBA生がその問題意識を登壇者に質問形式で投げかけていました。
また、もうひとつ印象的だったのは、事業化するには「数値化すること」の重要性が強く語られていたことです。さすがMBA生向けの講演。「概念を伝えてもピンとこない。決定権のある男性に説得するなら『数値化』せよ」というメッセージには大いに納得。情熱だけでは伝わらないなら、具体的な数字を示せ。
「これだけ大きなビジネスチャンスがある」とお金に換えて話す。頭では理解していても、改めて言葉にされると納得感がありました。今後、キャリアの中でこの知識を生かす機会があれば、「数値化の見える化」を意識しようと思い、すぐにメモを取りました。
他にもたくさん学んだことがあるのですが…
***
…と、ここまで木曜日に書いたところで息子がインフルエンザにかかってしまいました!
まだ看病中なので、この続きはぼちぼち更新していきます。
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