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子ども相手に考える

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育児をする中で考えたこと、悩んでいること、試行錯誤する日々を書いた記事を集めています。
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記事一覧

家事も子育ても、見えない努力の積み重ね。

週末の大プロジェクトとしていたバレンタインカードづくりがようやく終了したので、宣言通り、勝手ながら結果報告をさせてください!息子の大好きな車にハートを乗せました。これを数十枚つくり、保育園にもっていきます。保育園のメールには「The trick is to keep it simple and within your child’s capabilities.」と書いてあったのに見事にスルーしていました(ちーん)。息子にはハートの裏のシール貼りをお願いしました…。 家事や子

アメリカのバレンタイン、どうする?

アメリカに住んでいる皆さん、今年のバレンタインはどうしますか?アメリカでは性別関係なく、幼少期から バレンタインのギフト交換 をするのが一般的です。保育園や小学校では、手作りまたは市販のカードをクラスメイト全員分用意し、バレンタイン当日に交換し合います。 最近では「歯に悪い」との理由で キャンディーNGの学校 も増えてきましたが、その分、カード交換文化は健在。 「宛名書き不要」の衝撃普通は To: ○○、From: ○○ と書くのが定番ですが、息子の保育園(モンテッソーリ

海外育児の仲間とつながる『場』、2月よりオープン!

保育園がお休みだった月曜日、息子と思いっきり遊んだ一日は、私にとっても息子にとっても幸せな時間でした。息子も同じ気持ちだったのか、寝かしつけのときは必要以上に甘えてくることもなく、20:30にはすっと眠りにつき、朝までぐっすり。そして翌朝、保育園に向かうときも「ママママ~!」と離れがたく抱きつくことなく、「ばいばい!」と自然に笑顔で手を振ってくれました。 モンテッソーリの保育園に通っていることもあり、家庭でも「自律」を大切にしています。子どもは生まれたときから欲求を持ってい

コーヒーと子育ての間で:私の毎日の楽しみと挑戦

一昨日の水曜日、アメリカ南東部では珍しく雪が降りました。そのため、息子の保育園もお休み。予定していたnoteの更新やセミナー参加は叶いませんでしたが、ようやく同じアパートに住むイギリス人とエジプト人のご両親を持つ男の子と、束の間の雪遊びプレイデートが実現しました(笑)。 1月もあっという間に最終週を迎えそうで、年明け早々、なぜか焦り気味ですが、今月中にやりたいことはまだたくさんあります。今日終えたものも含めて、気休めにリストアップしてみます。 最近の活動について整理✅DO

「1月20日」と私の『ノート』――大統領就任日に8年越しの対話

アメリカでは昨日の1月20日が、大統領就任日でした。Martin Luther King Jr. Dayと重なるこの祝日に、大統領が就任したことにちょっと違和感を覚えています。 2025年1月20日――違和感を覚えた大統領就任日この日は、人種差別に立ち向かい、非暴力による社会変革を訴えたマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師を称える日です。平等や正義について考える貴重な機会であると同時に、私にとっては複雑な思いが交錯した日となりました。今回就任した大統領は、移民問題やマ

ニューオーリンズ2日目の記録~学びとグルメ、家族で巡る街~

前回に続き、この記事では旅の2日目を写真とともに振り返ります。 前回の記事はこちら: Louisiana Children's Museum息子が楽しめる場所を探して、ニューオーリンズのシティパーク内にあるLouisiana Children's Museumを訪れました。このミュージアムは、子どもたちが遊びながら学べるインタラクティブな施設です。世界中の科学館や技術系の博物館、学習センターを結ぶ国際的な非営利団体ASTC(Association of Science an

『The Culture Map』を読み解く~異文化理解と多様性の架け橋~

いよいよ新しい本『The Culture Map』by Erin Meyerについての執筆記事の連載を始めます。邦題は『異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養』です。 はじめに:本への興味のきっかけ「日本生まれ、米国育ち」と「DE&I」が繋がった 幼少期から多様性豊かな米国で過ごした経験を通じて、自分自身の「出身地(日本)の世界での立ち位置や見られ方」そして「アイデンティティ」について、非常に深い興味を持つようになりました。90年代に渡米し、

アメリカ生活を通じて身につけた英語力~帰国子女としての維持法~

最近、日本人同士の集まりに参加した際、「帰国子女」と自己紹介をしたところ、これから帰国予定の小学校1年生のお子さんをお持ちの方から質問を受けました。その経験をきっかけに、この記事を書いてみることにしました。 世の中には「英語力を上げる方法」を紹介するHOW TO本がたくさんありますが、「帰国子女の視点で英語を維持する方法」に特化したものは、あまり見かけないように思います。そして、私自身のように、幼少期(3~5歳)に渡米し、その後日本で過ごしてから再び小学校中学年から高校受験

心に残る『本物』のクリスマス、家族と手作りの香り

メリークリスマス!息子が3歳になり、物事の背景や理由が少しずつわかるようになった今年のクリスマスは、特別な思い出を作ろうと奮闘しました。サンタ業からプレゼント開封まで全力を注いだ結果、最後にはヘトヘトに(本末転倒でしたが、楽しかったです。笑) でも!今年の私のこだわりは「本物」にあります。大きくは2つかな。 その1:「本物」のモミの木を飾る その2:「本物」の手料理を作る 私のこだわる本物について1)モミの木 アメリカではクリスマスシーズンになると、本物のクリスマスツ

2024年の出来事を振り返って、2025年はどう過ごす?

年の瀬が近づき、今年もいよいよ締めくくりの時期となりました。今年は年賀状を送らず、アメリカらしくクリスマスカード(デジタル版)でご挨拶しようと準備を進めています。そんな中、noteから「2024年の記録」という素敵なまとめが届きました!こうした機能は嬉しいですね。せっかくなので、今年の振り返りを兼ねて皆さんとシェアしたいと思います。 今年フォローしてくださった方、通りがかりで記事を読んで「スキ」を押してくださった方、本当にありがとうございました。この感謝の気持ちを込めて、簡

子どもの自立を育む!モンテッソーリ式トイトレ ~『Toilet Awareness』総まとめ~

『Toilet Awareness』 by Sarah Moudry の翻訳記事について、これまで①〜⑨のタイトルでは内容がわかりにくかったため、記事を1つにまとめました。各記事には、私自身の所感や息子の体験談も紹介しています。トイトレに苦戦している方やヒントが欲しい方、これから始める方、そしてモンテッソーリ教育に興味がある方にとって、参考になれば幸いです。 取り上げている本はこちら: 目次:"Toilet Awareness" by Sarah Moudry翻訳記事の総

モンテソッリー式のトイトレ⑨

雨が多くてモヤモヤとするこの頃ですが、遂に最終章を翻訳します!明日にはこれまでの記事を1つにまとめたものを掲載しますので、まとめて読みたい方はそちらをご覧ください。 さて、今回はFinal Thoughts(最後のまとめ)になります。前回は"Toilet Awareness"(著者:Sarah Moudry)の第10章を翻訳しました。モンテソッリー教育やトイトレの専門家ではありませんので、私なりに解釈した内容も含まれますこと、ご了承ください。 取り上げている本はこちら:

モンテソッリー式のトイトレ⑧

「あともう少し~!」というところで、他にも書きたいことが出てきてしまい…また、プロボノ活動も始めたため「モンテソッリー式のトイトレ」についての更新が遅れております。各記事のタイトルだけでは内容がわかりにくいため、まとめ翻訳がすべて終わりましたら、これまでの記事を1つにまとめて掲載したいと考えています。是非、ご活用ください! さて、今回は3歳以降に始めるトイトレについてです。前回は"Toilet Awareness"(著者:Sarah Moudry)の第9章を翻訳しました。モ

note関連の嬉しいお知らせとキャリアについて少し…

12月もあっという間に2週目に突入しましたが、noteから嬉しいお知らせが届きました!11月は平均で週3~4日のペースで記事を更新していたおかげか、より多くの方に読んでいただき、多くのスキをいただくことができました。本当に嬉しいです。 また、noteのお知らせシステムは、クリエイターの執筆モチベーションを高めてくれるので、とても良いですね!12月も溜まっている記事をどんどん書き上げていこうと思います! ①先週#海外生活で特にスキを集めた記事記事はこちら↓ また、11月