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モトオのいろいろ

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モラハラ夫の一部始終。エピソードをまとめました。発達障害だろうがなんだろうが世の中には、やって良い事と悪い事がある。
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#大人のASD

話しをすると酷い目にあう

常に冷静になる これは私が長い間、ASDのモトオやムスメと話しをしてきて、抱いた感想です。 特に発達障害のことをよく知らない頃は、話をすると間違いなく酷い目にあってきました。家族に対する思いやりや感謝がない、平気で酷いことを言ってくる彼らと感情抜きで話せなかったのです。 その時の労力と時間と精神的ダメージを考えると本当に無駄なことをしてきてしまったなあと思います。 なので、今悩んでいる方に伝えたいのは、発達障害の人との話し方を知らずに彼らと話してはいけないということ。

SST(ソーシャルスキルトレーニング)に通って

「白だったらどうしてくれんの?」と凄んでいたモトオでしたが、医者からASDと言われると、あっさりそのまま発達障害専門クリニックに通い始めました。 お金や権力に弱いので医者の言うことは聞いたり、私にそんな口を叩いたことなどなかったかのようにするモトオの態度には腹が立ちましたが、とにかくこの時は前進と思い喜びました。 そのクリニックには、私が勉強してあったらいいなと思われるプログラムがいろいろ用意してあり、SST(ソーシャルスキルトレーニング)もありました。 話が前後します

モラハラ発言いろいろ#2

たくさんありますが、残り一気にいきます。 モトオの暴言の基本はやはり『オレが養ってやっている』という奢りの現れではないかと思います。今思えば、自己肯定感が低い彼が唯一、人より優れていると思っているところだったのかもしれません。 「父親も尊敬してないのに、あなたなんか尊敬する訳ないでしょ」 自分の父親も収入で値踏みして「あんな父親にはなりたくない」とも言っていましたが、私が見た義父は確かに昭和の男尊女卑感が漂ってはいたものの、うちの孫ムスメをデレデレに可愛がってくれたいい

ASD夫の共通点 ー オレの夢

モトオの夢は「私と結婚すること」でした。きっと私には白羽の矢かなんか立てられていたのだと思います。 私が留学中、彼はアメリカまでよく会いにきてくれたのですが、その時夢の話をしたことがありました。私が「人気イラストレーターになりたい!」と言うと、彼は「じゃあ、オレがサポーターになるから任せて!」と言ってくれました。叶えるのが難しい夢のまた夢の話につきあってくれた彼の存在は、私の心の支えになりました。 ただ彼の番になると、話は変な方向へ行きました。彼は「自分の夢は、私と結婚す