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元 友だち _1

なんだかコーヒーのNOTEにしていこうと始めたわりに一貫性のない事を書きたくなったので、書いてみようと思う。

私にはそこそこの数の"元"友達がいる。
その複数いるうちのひとり、A子の話を今日はしようかなと。

自分がどんな性格なのかを説明するとなると、長くなりすぎるのと、今となっては「正解」を選択してきたと自負しているので割愛させていただく。
わかる人に、わかればいいなと言う程度で。

私は、シンプルに言うと
●ボロクソ悪口言うわりに、その相手と仲良くする人の心理が理解できない。その人はきっと私の事もよそで色々言っていると想定できる。
●何を言っても否定しかしない人、誰かの夢をバカにする人が苦手。

上記2点をどちらもあわせ持っている友人A子がいた。
高校時代の仲良しグループの一人。
そのグループのメンバーは皆自由でぶっ飛んでいて、とても愉快で楽しい大好きな仲間だった。
ただ一人そのA子はたぶん、私を嫌いだったと思う。
そう思うようになったのは20代後半になってから。

そのグループの中では他のメンバーがわりと現実的で、しっかりと真面目に将来設計しているようなタイプが多かった。私は唯一と言えるほどの夢みがちな甘えん坊、甘ったれ。事実、その中で末っ子なのも私だけだった。

私は時折、子どもの頃の病気と今も続いている持病の話をすることがある。話の流れでそうなる事もあるし、心を開いてる人には知ってほしいと言う思いから伝える事もある。
たぶん、A子はそういうのをウザったく思っていたんだと思う。「辛いのは自分だけだと言いたいわけ?」な感じだ。

もちろん、そんなつもりで話してはいないのだけど、そうやって受けとる人もいるのかもと今なら思える。
当時はなぜイチイチ意地悪なんだろうと思っていた。
それに、私も同情を寄せてほしいとか優しくしてほしいとか、「私だって苦労してきた、ただの甘ったれじゃない」と理解して欲しいという下心を持っていたのかもしれない。
いや、実際人と言うものはそう、認めてほしいという承認欲求をもつ生き物だと思う。それの何がいけないのかとも思う。今なら強く言える。

そしてまたA子もそんなタイプだったのだと思う。
承認欲求が強いタイプ。
だけどそれを表現するのは恥ずかしい。みたいな。

A子には高校時代にすごく嫌っていた女子が2人いる。
その2人は目立ちたがり屋で実際目立っていた。
私はそう言う、自分に素直な人が好きでカッコいいと思っていたので何がそんなに嫌なのか不思議だった。
田中みな実が局アナ時代に「女の敵」みたいなキャラの時から私は彼女を好意的に見ていたし、それを悪く言う女性たちを嫉妬に狂う(そこまでではない)かわいそうな人たち…と思っていた。

そう、A子は嫉妬に狂っていたのだと思う。

もう何年も前に、インスタがなくFacebookが最先端だった時にA子が、「●●がいいねが欲しくて投稿しまくってるよね、やばいよね」とまた嫌味を言っていた。
そしてその数分後、「▲▲ちゃんからいいねきた!■■ちゃんからもきた!」といいねの数をとても気にしていたのを覚えている。

普通にすごく嫌なヤツだった。

だけどA子はスポーツも勉強もできるグループの中心的な存在だったのもあり、私は数年間我慢をしていた。


つづく。

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