インピンジメントのエクササイズで注意する事
五十肩でもインピンジメントと呼ばれるお悩み
良く肩を外転90°以上挙げると方へ痛みが有る、五十肩のお悩みのひとつでもあるインピンジメント(衝突)による痛み、タイトルにも書きましたがインピンジメント私的には五十肩(肩関節周囲炎)のいちお悩みだと考えています。
インピンジメントの特徴は肩甲骨の肩峰と棘上筋腱板の隙間が狭くなり組織同士衝突するような痛み、この問題に対し急性期はアイシングし動かさないをメインに、また慢性期・回復期には上腕を使い内外旋エクササイズを行い回旋腱板促通からほか好転を目指します。
冷やすのか?温めるのか?
そんな時困るのが「冷やし消炎させ安静?」また「動かして組織をアクティブ?温めるの?」どちらを行えば良いのか?と言う部分だと思います。
正直とても判断が困難で単純に「安静痛・赤色・腫れ→炎症」それ以外が慢性期と単純に決め難い事が現場では多くあります。
レスポンス良く試す
なので結果から言うと「安静痛・赤色・腫れ」がなければ、またエクササイズ中やもしくはその終了直下で、「嫌な感じの疼くような痛みが糸を引く感じ」がなければエクササイズを行って見る価値はあります。
但し少しでも違和感があれば止める俊敏性も必要です、「おかしい・・」と思いつつ継続すると、夜間痛・安静痛など疼きのある痛みを起こし兼ねないからです。
実際に五十肩に於いては最初腕を万歳する姿勢が痛みが有り、腕が上がらなくても肩甲骨のアライメントや胸郭の問題(体幹)をアライメント修正せず、腕を使い内外旋エクササイズを行いますと、肩甲上腕関節に過負荷し炎症を起こし最初出来ていた髪を束ねる動作などが発痛で出来ないなどのお悩みに変わります。