「あなたは安心して発言できるか?」心理的安全性を学ぶ読書会を開催(大企業7社50名が参加)
こんにちは、やわデザnote編集部のマサです。
2022年5月26日、心理的安全性について本から学ぶ「あすよみDX」が開催されました。本記事ではイベントの様子をレポートします。
読書会のテーマは「心理的安全性」
本イベントは、2022年4月からスタートした「あすよみDX」の記念すべき第2回目となります。
Googleが2012年に実施した調査「プロジェクト アリストテレス」によって「生産性の高いチームは『心理的安全性』が高い」ことが示されました。それ以降、イノベーションやデジタル・トランスフォーメーション(DX)という言葉とともに、「心理的安全性」というキーワードを見かける場面も増えてきたのではないでしょうか。
DXを推進する富士通グループでも、「心理的安全性」の向上が大きな課題となっています。しかしながら「心理的安全性」という言葉だけが先行し、それが企業にもたらす本来の価値や効果を理解している人は、多くはないように感じます。
そこで、今月の読書会のテーマは「心理的安全性」としました。運営チームが選んだ書籍は以下の6冊です。参加者は、気になった本を必ず1冊購入して参加するのが「あすよみDX」のルール(あすよみDXでは、事前に本を読んでくる必要はありません)。
心理的安全性について150個の質問をアウトプット
読書会の中で、「心理的安全性」について知りたいこと、学びたいことを質問形式で書いてもらったところ、約150個の質問が集まりました。
この中から投票形式で20個の質問を選び、その答えを探すためにみんなで本を読んでいきました。みんなの力を借りることで、複数の本からギュッと圧縮された学びを得ることができるのです。「あすよみDX」流読書会は、一人で読む「独書」とは、得られる読書エクスペリエンスが本質的に異なります。
「心理的安全性」について書籍から学んだことは?
読書会の中で、「書籍から学んだことで一番印象に残ったこと」を全員に聞きました。ここではその一部をご紹介します。
たった2時間の読書会でも、「心理的安全性」の本質について、みんなで学ぶことで、より一層理解が深まったのではないでしょうか。
「心理的安全性」についてさらに知りたい方は、今回選んだ本の中から気になる一冊をぜひ手に取ってみてください。
DXはじめの一歩~学びを仕事に活かすには?
「あすよみDX」では、ただ本を読むだけでなく、日常の仕事や活動にフィードバックすることを狙いとしています。
著者、他者、他社から学んだことを各社の活動に活かすことができれば、停滞しがちな企業変革に一石を投じることができるのではないでしょうか。
そこで、最後に「本からの学びを仕事にどう活かせるか?」というテーマで、グループディスカッションを行いました。そのアウトプットをご紹介します。
いかがでしょうか。まずはできるところから職場の仲間と一緒に"新しい一歩"を始めてみませんか?
あすよみDXの満足度は?
イベントの最後にアンケートを実施しました。
「『あすよみDX』を職場の仲間に勧める可能性はどれくらいありますか?」という問いに対して、以下の表な結果となりました。
今回も多くの方が、「あすよみDX」の価値を実感してくれたようです。ちなみに、今回の約半数は初参加の方でした。
次回の開催テーマは「チームづくり」
次回の開催テーマは「チームづくり」です。今回同様に複数の課題書籍をみんなで読んでいきます。
「あすよみDX」の取り組みに共感される方で、自社の窓口になってみたい方は、ぜひ気軽にお問い合わせください。