ちょっと変わった時間術【「時は金なり」の罠とは】
時間、足りてますか?
子どもが生まれてから、半年以上経ったのですが、どのように時間を作り出すのか非常に苦しんできました。
そんな中、「タイムスマート」という本に出会ったのですが、この本は時間に対する新たな考え方を与えてくれたんです。
今日は、子育てと向き合いながら新たな時間の捉え方を学んだ僕が、「どうして時間が足りなくなるのか」「どうすれば時間を創り出すことができるのか」お話していきます。
時間に対する悩み事がある方、
ちょっと変わった時間術を覗いていきませんか?
時間が足りないと感じるのはなぜ
現代人は時間に追われてます。
そして、忙しくて仕方がないと感じる人も多いのではないでしょうか。
しかし、ある研究によると、1950年と比べて現代の方が余暇の時間はむしろ増えていると言われています。
ではなぜ、私たちは余暇が増えているのにも関わらず、時間が足りない人が増えているのでしょうか。
それは、「時間が足りない」という感覚は、実際に時間が足りているかどうかというよりも、私たちの時間に対する考え方、評価の仕方によって生まれるのです。
つまり、考え方次第で時間は創ることができるのです。
「そんなこと言われても、、、」と感じる方も多いのでしょうか。
考え方を変える以前に、物理的に時間が足りないよと思うのも当然です。
しかし、ものすごく忙しく働いているのに時間が充分だと感じる人もいれば、側から見れば時間がありそうなのに時間が足りないと感じる人がいるのも事実です。
では、どうして時間が足りないと私たちは考えてしまうのでしょうか。
時間が足りないと感じる原因を3つ紹介します。
1 空白な時間に耐えられない
現代人が時間が足りないと感じる大きな原因、それは、空白な時間に耐えられないことです。
テクノロジーが大きく発展した現代では、スマホ1つでニュースから娯楽まで様々な情報が得られるようになりました。
一方で、得られる情報が爆発的に増えたことにより、いつでも情報を得ていないと耐えられない身体になってしまったのです。
僕もよくやってしまうのですが、少しでも時間が空くと、意味もなくスマホを開いてしまいます。
しかし、これでは自分の空いた時間をスマホに取られているのと一緒です。
また、毎日大量の情報を得ることに慣れてしまうと、あれも見なきゃこれも見なきゃと感じてしまいます。
その結果、自分にとってそこまで重要ではない情報に対して時間を使ってしまうだけでなく、「もっと見なければならない情報があるのに、、、」と時間が足りなく感じてしまうのです。
空白時間を意味なくスマホに費やせば、時間を二重に奪われるのです。
2 タイムイズマネー
時は金なり
誰でも聞いたことのある、時間の大切さを教えてくれる言葉だと思います。
しかし実はこの言葉、ある弊害が隠されています。
それは、時間をお金に換算することで、無意識のうちに、「時間<お金」の価値感を生み出しているのです。
「そんなことはない」と思う人がいるでしょうが、無意識のうちに時間よりお金を優先している人は多いです。
少しでも安いものを買いに遠出する
交通費を節約するために歩く
業者に頼まず自分でやる
このように、節約のためなら進んで時間を捨ててしまうのです。
もちろんその行為に喜びを感じているのであればいいのですが、お金のためだけに時間を犠牲にしてしまえば、時間が足りないという感覚につながってしまいます。
3 多忙がステータスに
最後の原因が、多忙を自分の価値にしてしまうことです。
今では減りつつありますが、たくさん働いたやつがえらい、残業している人の方が偉いという考え方は、自分の価値を労働時間で測ってしまいます。
つまり、時間がないことがむしろ自分の価値になってしまうのです。
もちろん、仕事が好きで、働くことから幸福を得ているのであればいいのですが、時間で価値を決めてしまえば、余暇すら許せなくなってしまうのです。
時間を創るには
ここまで話してきたように、私たちは、実際に時間が足りているかどうかではなく、時間に対する感じ方・評価によって「時間が足りない」と思ってしまいます。
一方、感じ方で「時間が足りない」と思うのであれば、感じ方次第で、「時間に満足」、「時間を創る」ことができるはずです。
では、どうすれば今ある時間に満足できるようになるのでしょうか。
僕が実践する中で、特に役に立った3つのことを紹介します。
1 意思を持って休む
まず最初に紹介するのが、「意思を持って休むこと」です。
意思を持って休む?と感じる方もいるかもしれませんが、先ほど話した「空白に耐えられない」ことへの対策になるんです。
私たちは、「何となく」空いた時間に耐えられず、「何となく」スマホを見てしまい、結果、時間が足りないように感じてしまいます。
これは、スマホでYouTubeやSNSを見てしまうことが悪いわけではなく、「何となく」、「見たいわけでもないのに」見てしまうのが問題なのです。
つまり、意志を持ってYouTubeやSNSを見ればいいのです。
リフレッシュのために、今からは全部忘れてYouTubeを見る
今から10分だけはSNSを見てリラックスする
このように、自分の意志で休むこと、スマホを見ることを決めれば、時間に対する罪悪感が消え、自分で時間をコントロールしている感を得ることができます。
なんとなくスマホを見ることをやめる
それだけで、あなたの時間感覚は大きく変わるはずです。
2 空白時間の使い方を決めておく
空白な時間があると時間を無駄遣いしているように感じてしまう
そんな方もいるのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、空白時間の使い方をあらかじめ決めておくことです。
ちょっとだけ時間が空いた時、「何をやろうか」迷ってしまえば、それだけで時間は過ぎてしまいます。
そこで、あらかじめ、「5分・10分・15分」時間が空いた時に何をするのか決めておくことで、空白時間の浪費を防ぐことができるのです。
例えば僕の場合
5分→瞑想、考えごと
10分以上→読書、NewsPicks
このように空白時間の使い方を決めておくことで、ちょっとした隙間時間に、無意味にスマホを見るのではなく、意味ある時間を作り出すことができます。
隙間時間ってちょっとした時間ですが、うまく使えた時とうまく使えなかった時では、時間に対する満足感が大きく違ってきます。
空白時間の使い方を決めておくことは、時間を創り出し、時間に対する感じ方にも好影響を及ぼすのです。
3 時間に投資する
最後に紹介するのは物理的に時間を創り出す特効薬、「時間への投資」です。
最近では様々なサービスや機器が発展したことにより、文字どおり、お金で時間を創り出すことができるようになりました。
食洗機を買って食器を洗う時間を節約
Amazonやネットスーパーで買物時間を節約
ウーバーで料理の時間を節約
このように毎日の家事などを、お金を使って他の人や機械に任せてしまうことで、物理的に時間を創り出すことができるのです。
自分でできることにお金を使うなんてもったいない
そう思う人は多いかもしれません
しかし、例えば食洗機を買って、1日15分を節約できたとします。
1日だけで見れば少ないですが、1年間に換算すれば約90時間もの時間を創り出すことができるのです。
これだけの時間を生み出すことができ、毎日の皿洗いのストレスを削減できるのであれば、食洗機はむしろ安いような気がしてきます。
もちろん人それぞれ好きな家事、嫌いな家事があるため、何に投資すればいいのかは人によって違います。
しかし、できたらやりたくないなと思う家事や雑用を1つだけ、お金の力を使って外注するだけで、驚くほどの時間を生み出すことができるのです。
毎日の暮らしの中で、お金を払えば楽になるものがないか、ぜひ一度考えてみてください!
さて本日は、「タイムスマート」という本からから新たな時間への捉え方を学んだ僕が、「どうして時間が足りなくなるのか」「どうすれば時間を創り出すことができるのか」、ちょっと変わった時間術をお話ししてきました。
時間術というと、「いかに時間を効率的に使えるか」に焦点が当たりがちですが、実は「時間の考え方」こそが大事だったりします。
自分が「時間が足りない」と思う思考のくせになってないか、一度考えてみてください。
それだけで、あなたの時間は今日から増えてるはずです!
本日も最後までありがとうございました。
そして、スキ&フォローをぜひお願いします。
また別のnoteでも出会えることを心待ちにしております!
【時間を生み出す運動習慣】