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【転職体験記】社会人4年目、化学メーカーへ転職する。

やほ~、やうぎです。
現在アラサーの僕ですが、社会人4年目26歳のときに転職してましてですね。(26歳もアラサーとかいうツッコミは無しで、、、)

その時の経験談、学びなどを共有できたらと思い、この記事を書き残しております。なお、特定を防ぐため一応年数などの具体的数値はボカします。

やうぎのこれまでの経歴

22歳 国公立大学 文学部 卒業
同年 関東圏の機械メーカー(上場企業)に入社、海外営業本部へ配属
   →貿易事務、債権管理などの営業事務的なポジションで勤務
25歳 海外営業本部内での配置転換、営業職へ
   →内勤での海外営業職、受注管理などを行う
26歳 関西圏の化学メーカー(上場企業)へ転職、同じく営業部へ配属
   そして現在に至る。

キャリアとしては、出荷調整やらの貿易事務とかの経験が多め。内勤での海外営業をほんのちょっとだけ経験、とはいえほぼ営業事務みたいなことをしていた気がするなぁ。
資格は、普通自動車免許/ 英検準1級/ TOEIC965/ 簿記2級 /貿易実務検定B級など。これだけ見たらスーパープロスペクトサラリーマンちゃう?。

転職に至った経緯

転職するか~と考えたきっかけですが、大きく分けて3つあります。

1. マジで給料が安かった
「関東圏内勤務で手取り15万で生きていけるわけないやろが!無理じゃ!  ボーナス年間40万くらいしか貰えんし、舐めとんかワレ!」
数少ない友達の話聞いてると、なんかもうちょい給料もらえてもいいんじゃね?という感じがしたので、転職してみようかと思いました。

2. 関東にいる理由がなくなった
→大学を卒業するまでずっと関西在住で、就活も関西企業で見ていたが、何故か関東企業からしか内定が貰えず。希望業界ではあったので関東へ。
その後、関東で彼女を作り、その子が地方公務員であったこともあり、結婚して関東永住か~とか考えてましたが色々あって何故か振られたので、特に関東に固執する理由がなくなり、ほな関西に戻るか~となりました。

3. 「転職」を経験をしてみたかった。
→上記の給与面の不満やら、関東があまり得意ではなかった点やらで、もともと1社目の企業に長居するつもりはそこまでなかったというのもありますが、その1社目の企業に経験者採用として入ってくる方々が皆々口を揃えて「転職は結構いい経験になる」と言っていたのも理由になります。

転職の軸について

今回の転職では下記の条件を満たす企業/職種で探してました。
1. 給与が上がる(MUST)
→正直これに関してはどこに転職しようが上がると思っていた。
2. 社風がホワイトかどうか(MUST)
→Openworkの口コミとかめっちゃ見た。
 あとはその企業の財務諸表とか、統合報告書とかをみて判断した。
3. 今歩んでいるキャリア、経験を活かせるか。
→貿易実務関係、英語力が活かせそうな方向。
4. 関西勤務
→できれば関西に帰りたかった、エスカレーター左に立つの飽きた。

現在所属している企業から内定をもらうまで

本格的に活動を初めてから大体2ヶ月くらいで内定をいただきましたが、簡易的な時系列で表すと大体下記の通りです。

10月後半:とりあえず行きたい企業に直接応募してみる。
(関西大学の事務職、トヨタとクボタの海外営業職に応募、ぶっちゃけホワイトかつ給料が高ければ何処でも良かった。

11月前半:上記企業にすべて書類選考落ち。
「これは書類の内容が何かまずい」と考え、転職エージェントに書類の確認を依頼。
(ちなみに転職サイトは日系転職版を利用。同サイトが良いかどうかはあんまりわからんが、エージェントはめちゃくちゃ良い人を引いた。)

エージェントとWEB面談を実施。書類の内容に特に問題は無い、落選理由は恐らくキャリア不足だろうとのこと(まぁそら社会人4年目のザコですから…)
エージェントから頂いた案件(現企業)が結構良さそうだったので、とりあえず応募(営業部門/物流部門/調達部門の3部門に応募)

11月後半:物流部門のみ書類通過の連絡、1次面接の日程を調整。
調整後、面接を受けてないにも関わらず何故か1次面接合格の連絡(?)
1次面接実施後に最終面接を行うとのこと。
(後に採用担当者に聞いた所、他候補者の面接日程の関係と書類選考の評価の高さが理由とのことだった。)
ちなみに形式上の1次面接を受けた後、最終面接直前で営業部での採用可能性が復活した旨を告げられる。(営業部でもやっていけるだろうとの判断とのこと、評価高すぎんか?)

12月前半:最終面接合格、営業部門での内定受領。

転職して良かったこと

総じて僕の転職は成功を収めていますが、良かったこと/悪かったことをまとめてみます。

良かったこと①:ちゃんと給料が上がった
年収が大体10~15%くらい上がりました。
ただ正直基本給はあまり変わらず、ボーナスの支給月数に依るものが大きいです。とはいえ業界変えるだけでそんな上がるんかよという気もしますが。
あと、これはただの悪口ですが、前の企業では碌に仕事をしない労働組合の運営費用やらなんやらの諸雑費で引かれるもの多く、それがなくなっただけで手取りがかなり増えました。

良かったこと②:QOLがめっちゃ上がった
「関東圏の満員電車ってめちゃくちゃストレスやったんやな」って関東を離れて初めて分かりました。他の人間の匂いが入り混じった通勤時間がないだけで心の安寧がすごい。あとこれは会社にも依りますが、同じフロアに怒鳴る人間がいないというのはかなりメンタルの平穏に効く。総じて今の会社LOVE。

良かったこと③:「転職できた」という成功体験
「今の会社嫌になっても最悪転職したらええわ」というマインドを得れたのはそこそこ大きいと思っています。書類選考および面接の時点では、今の企業からそこそこ高い評価を得れたということもあり、自分の市場価値がそこまで悪くないこと、そして自分が今進んでいるキャリアがそこまで間違っていないということがわかったのはかなり大きいかなと思います。

転職して悪かったこと

まぁ正直あんまり無いんですけど、強いてあげるなら…。

悪かったこと①:未経験業界に軽率に首を突っ込んではいけない
これは本当に僕が悪い話なのですが、「化学業界ってホワイトらしいし、利益率も高いから給料も高そう~」とかいう腑抜けた考えで化学業界に転職しましたが、当方ゴリゴリの文系であり化学の知識が1mmも無いので、結構しんどいです。
とはいえ、同僚の皆様がフォローしてくれていますので、なんとかやれています。

悪かったこと②:未経験職種に軽率に首を突っ込んではいけない
現在、外勤営業として働いていますが、前職では営業事務と内勤営業しかやったことがないので、お客様と話すといった経験がない、いやそもそも前述の通り化学の知識も無ェという状態で、絶賛大苦戦しております。
物流部門で入社すれば、数年は製品のこと学びながら業務やって、後に営業部異動になってもまだいける~と思っていたのですが、いきなり営業になってしまいましたねえ。

悪かったこと③:関東におる友達とそんなに遊べなくなった
結構ちゃんとさみしい(´・ω・`)ショボーン
まぁでも出張で割と関東いけるから会えてはいるんですけどね。

この経験から得た学び/伝えたいこと

ダラダラと色々書いてきましたが、僕がこの経験を通して得た学び、このnoteで皆さんにお伝えしたいことは一つです。

お前ら、簿記2級とっとけ!

色々資格持ってる中、1次面接/最終面接の両方で、かなり好印象なコメントをいただけたのは簿記2級でした。(財務経理職でもないのに2級をもっていることがかなり高評価だった様子)

面接での評価もそうですが、簿記の知識があると転職先企業の財務諸表を見て経営状況の良し悪しがわかるし(今の会社も財務諸表見て応募を決めた)、会社という組織に所属する以上「金の動き」からは逃れられないので、簿記については勉強しておいて損はないのでは?と考えてます。

「資格だけ持ってても実務で使えやんかったら意味ないやんけ」ってのは本当にマジでそうなのですが、資格欄にそれを書けるだけで「学ぶ意欲のある人間であること/一定の努力ができる人間であること」が証明できると考えています。世の中できて/わかって損することはまぁそんなに無いはずなので勉強してみませんか。

おわりに

転職ってめちゃくちゃエネルギー使うし結構ちゃんと大変やけど、動いてみたら結構すぐ決まるな~ってのが僕の感想です。

転職するか迷ってるなら、とりあえず動いてみたらいいんじゃないでしょうか。一説によると「仕事内容」「待遇面」「人間関係」の3つのうち、2つ以上に不満があるなら転職検討したほうがええらしいですよ、知らんけど。

ちなみに今回の転職のときに使っていた職務経歴書の中身を下記記事で公開しています。ご興味があればこちらも是非。
【転職体験記】転職成功した際に使用していた職務経歴書を晒してみる

それでは今日はこの辺で、ほな~。
(最終更新日:2024年8月23日)


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