まちかど古木散歩 〜樹木が語る名古屋の歴史〜
11月11日午前のまち歩きは、「まちかど古木散歩~樹木が語る名古屋の歴史~」でした。
森田高尚さんのガイドで、三の丸の官庁街にある、30種類以上もの樹木を観察しました。
特に印象的だった樹木を3つ挙げます。
県庁の南東に位置する三の丸庭園にあるシイノキ。
元々は西日本の森の多くはシイノキなどの森だったのですが、シイノキは、暗い場所でしか種が育たず、人の手が入ったことにより、減ってしまったそうです。
街路樹として並んでいるユリノキ。
葉が半纏のように見えるから、ハンテンボクとも言われています。
根が粗いなどの理由で、移植が難しいと言われていて、街路樹にする時に、相当な苦労をしたそうです。
二の丸西門の少し西にあるエノキ。
根をしっかり張って自分を守っている木で、板根が特徴です。
皆さん熱心にお話を聞いて、じっくり観察し、メモもたくさん取っておられました。
本丸の樹木散歩も実現すると良いなと思います。
レポート:三宅由美子 写真:大嶋
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