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やっとかめ大使レポート2024

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やっとかめ文化祭 DOORS 2024のレポートです。 開催期間:10月26日(土)〜11月17日(日)
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#やっとかめ大使レポート

11月2日(土)新作能「草薙神剣 ~THE KUSANAGI SWORD Sacred Treasure~」なごや妖怪狂言「冥加さらえ」

2024年11月2日(土) 名古屋能楽堂で新作能「草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)」となごや妖怪狂言「冥加さらえ(みょうがさらえ)が上演されました。 雨の中、会場は500名を超える多くのお客様にお越し頂き満員御礼でした。 通常の能や狂言の公演に比べ、お子さん連れの家族が多かったのが印象に残りました。 それもそのはず、やっとかめ文化祭DOORSの能・狂言の公演では、地元の小学生達も出演されたからです。 最初は創作謡の披露から始まりました。 歌ったのは、草薙神剣の祀られている熱田

11月16日(土)まちなか芸披露 in 金シャチ横丁 A.宗春ゾーン 前半

11/16(土)、まちなか芸披露in 金シャチ横丁宗春ゾーンは雨天予報に伴い、会場を金シャチ横丁宗春ゾーンから、名古屋能楽堂に変更となりました。 会場前から名古屋能楽堂にはお客さんの列が出来ていました。 オープニングは日本舞踊ステージでした。 名古屋で活躍する若手日本舞踊家グループ「結 no KAI」です。7つの流派の7名の舞踊家が話し合い、作り上げた新しい舞は斬新で、伝統を継承しつつ進化させるチャレンジ精神が素晴らしいと感じました。 舞は春夏秋冬がテーマで、振り付けだ

11月9日(土)こども寄席見て👀 ~ときわづ・らくご・ろうきょく~

11月9日(土)こども寄席見て~ときわづ・らくご・ろうきょく~ へ参加してきました。   こども寄席見て、常磐津(ときわづ)・落語(らくご)・浪曲(ろうきょく)を、3人の女流演者さんが、お子さん向けにわかりやすい内容、オリジナルの企画を披露、みんなで笑い、楽しみました。 会場は、「名古屋市昭和文化小劇場」目の前の公園で楽しく遊んでいる子供たちの笑い声が聞こえてきます。開演1時間前、練習室に設置された特別コーナーでは、扇を的に当てて楽しむ投扇興(とうせんきょう)や座布団積みを

11月16日(土)まちなか芸披露 in 金シャチ横丁 B.義直ゾーン 前半

11月16日(土)CLUBやっとかめ feat. 芝生チルへ参加してきました。 会場は、金シャチ横丁 義直ゾーン。美味しそうな、なごやめしが揃うエリアです。 CLUBやっとかめは『音楽を彩る、ゆるやかな休日』をコンセプトに活動されている、芝生チルさんに空間演出をしていただきました。 今回参加して感じたのは、同じ場所でも音楽が変わるだけで、空間の雰囲気はこんなに変わるのだなということです。 オープニングは力強い和太鼓が響く音楽で、何かが始まるような期待感、それに惹き寄せら

11月17日(日)【お出かけなごやっこ学】 めざせ、名古屋コーチン博士!

11月17日(日)【お出かけなごやっこ学】 めざせ、名古屋コーチン博士!へ参加してきました。   愛知淑徳大学「名古屋コーチンもりあげ隊」の皆さんを講師に迎えて、 20名のお子さんたちと 名古屋コーチンのことを知り、楽しみました。 天気の良い日曜日、家族で楽しむ方が多く集まる名古屋市農業センター delaファーム内にある農業指導館で開催されました。 会場では、お揃いのピンクのTシャツを着た「名古屋コーチンもりあげ隊」の皆さんがお出迎え。保護者の方と一緒に入ってくるお子さんたち

11月12日(火)【あいたて博コラボ】建築史家とめぐる“いのりのば”〜建中寺とカトリック布池教会〜

11月12日(火)【あいたて博コラボ】 建築史家とめぐる “いのりのば” ~建中寺と カトリック布池教会~へ参加してきました。 建築史家 村瀬良太さんをガイドにお迎えして、尾張徳川家の菩提寺である「建中寺」と、パイプオルガンの音とステンドガラスの素敵な「カトリック布池教会」を巡り、2つの祈りの場の歴史、関わった人の物語を知り、見方が変わりました。 まずは、「建中寺」からスタート!徳川義直を弔うために創建された菩提寺は、火災で焼失して再建された建物ですが、大きな屋根の立派な

11月17日(日)志野流香道 特別講座 聞香体験(午後)

11月17日(日)、志野流香道 特別講座 聞香体験(午後)。 曇り空の下、志野流香道の会場に着きました。 小雨が降る中、志野流香道が始まりました。 名古屋の閑静な住宅街の中にある、立派な日本家屋が会場です。 日本庭園があり、窓や網戸が無い、平安時代の絵巻に出てきそうなお宅でした。 香道は2大流派があり、一つが京都、もう一つが名古屋の志野流です。 志野流香道はやっとかめ文化祭の中でも、とても人気なプログラムです。北海道や九州からの参加者もおられました。志野流の稽古をされている

11月17日(日)午前 旅するなごや学「志野流香道 特別講座 聞香体験」

11月17日(日)、旅するなごや学「志野流香道 特別講座 聞香体験」に参加しました。 香道は室町時代に完成した日本独自の芸道で、今回はその道統を唯一継承する志野流の次期お家元から直接ご指導を受ける貴重な機会でした。 会場となった松隠軒は、普段はお弟子さんでも滅多に入ることができない特別な空間だそうです。 前半では香道の歴史や香木にまつわる興味深いお話を伺い、後半では実学として実際に香木の香りを鑑賞しました。 私も生まれて初めて聞香を体験し、緊張しつつも正しい作法で香りを楽し

11月17日(日)お座敷ライブ(お座敷遊び)

11月17日(日)、まちなか芸披露「お座敷ライブ」に参加しました。 今回は10月に続く第2回目で、名古屋を誇る名料亭「志ら玉」さんにおじゃましました。 参加者の皆さんは食事を楽しみながら、名妓連の人気芸妓による踊りやトーク、お座敷遊びなど、料亭宴会の文化を存分に堪能していました。 私は生まれて初めて見る芸舞妓さんの美しさに思わず見とれてしまいました。芸舞妓さんの舞踊は、唄と三味線の音色に合わせた優雅な動きで感情を全身で表現し、まさに日本文化の美を体現していました。 ま

11月5日(火)「名古屋城のお濠を走った電車と幻の駅跡を巡る」

11月5日(火)景雲橋小園から「名古屋城のお濠を走った電車と幻の駅跡を巡る」に参加した。 鉄道愛好家 山田司様のご案内で、名古屋城のお濠を走った電車の駅跡にフォーカスし、当時の写真と現代に残る痕跡を見比べながら歩いた。 先ず公園で、瀬戸電の設立の経緯、外濠に線路を敷いた説明があった。物流として瀬戸焼を堀川に運んでいた事は理解していたが、守山の歩兵連隊の移動手段と関連して、陸軍管理下にある外濠の借用許可が絡んでいるのは驚きである。また、1905年開通から来年で120年だそうで

11月16日(土)まちなか芸披露 in 金シャチ横丁 A.宗春ゾーン 後半

11月16日(土)名古屋能楽堂 会議室にて、 日本舞踊、音楽、演舞に続き、ストリート歌舞伎「マクベス」、「しゃちほこチャレンジ」が開催されました。 ストリート歌舞伎「マクベス」は、前回のまちなか芸披露に引き続き、立ち見が出るほどの大盛況。 現代的な言い回しと動きに笑い声が。ロック調の迫力ある立廻りは、お客様も身を乗り出して、ご覧になっていました。 かっこいいですね〜 その後、出演者の皆様の練り歩きも。愉快な音色と共に能楽堂に戻られ、講師の西川千雅さんの楽しいお話と共に「し

11月14日(木)釈迦の真骨はなぜここに?「覚王山」を歩く

11月14日(木)午後、「み・ちくさ案内人」河野彩友美さんと、覚王山駅から揚輝荘北園まで散策しました。 谷が入りくみ起伏に富むこの地域、多くの坂を上り下りします。 日泰寺への参道は月見坂、江戸時代から月見の名所として知られていたそうです。 日泰寺は明治39(1906)年、お釈迦様のご真骨を祀るために創建されました。 タイから日本へと贈られたご真骨がなぜ名古屋に安置されることとなったのか。 いくつもの候補地から選ばれるために、官民一体となった誘致運動が展開されたことを知りま

11月15日(金)東洋一の大運河と呼ばれた「中川運河」を歩く

11/15(金)あおなみ線ささしまライブ駅から「東洋一の大運河と呼ばれた「中川運河」を歩く」に参加した。 NPO伊勢湾フォーラム 柳田哲雄様のご案内で、近年再開発の動きが進む中川運河の歴史といまを辿った。 中川運河の堀止船だまりは、西側を埋め立ててキャナルパークささしまになった。また、2026年には東側に、バー併設のホテルや人工ビーチ等が整備建設され、クルーズ名古屋の乗船場も移設されるとの事。更にリニア開業に向け、名古屋駅から上空の歩道が計画されている。 中川運河の水質保

11月16日(土) 中村遊廓まち歩きと遊里史トーク〜旧遊廓で蕎麦を食べながら〜第二部

11/16(土)、中村遊廓まち歩きと遊里史トーク〜旧遊廓で蕎麦を食べながら〜。 昔の場所の写真と今の状態の違いにびっくりしながら、栄えていた頃に思いを馳せました。 続いて、上から遊廓を見下ろせる場所から説明をしていただきました。 建物の構造がはっきりと分かり、参加者の皆さんも興味津々! お食事はおそば屋さん。 座学では遊女さんの生活や遊廓の中のことを学びました。意外と遊女さんの生活が質素なのと現在と同じように働き方を変えていくこと、遊廓の食事の高価さにビックリ! 遊廓の