マガジンのカバー画像

やっとかめ大使レポート2024

44
やっとかめ文化祭 DOORS 2024のレポートです。 開催期間:10月26日(土)〜11月17日(日)
運営しているクリエイター

記事一覧

11月16日(土)まちなか芸披露 in 金シャチ横丁 A.宗春ゾーン 後半

11月16日(土)名古屋能楽堂 会議室にて、 日本舞踊、音楽、演舞に続き、ストリート歌舞伎「マクベス」、「しゃちほこチャレンジ」が開催されました。 ストリート歌舞伎「マクベス」は、前回のまちなか芸披露に引き続き、立ち見が出るほどの大盛況。 現代的な言い回しと動きに笑い声が。ロック調の迫力ある立廻りは、お客様も身を乗り出して、ご覧になっていました。 かっこいいですね〜 その後、出演者の皆様の練り歩きも。愉快な音色と共に能楽堂に戻られ、講師の西川千雅さんの楽しいお話と共に「し

11月14日(木)釈迦の真骨はなぜここに?「覚王山」を歩く

11月14日(木)午後、「み・ちくさ案内人」河野彩友美さんと、覚王山駅から揚輝荘北園まで散策しました。 谷が入りくみ起伏に富むこの地域、多くの坂を上り下りします。 日泰寺への参道は月見坂、江戸時代から月見の名所として知られていたそうです。 日泰寺は明治39(1906)年、お釈迦様のご真骨を祀るために創建されました。 タイから日本へと贈られたご真骨がなぜ名古屋に安置されることとなったのか。 いくつもの候補地から選ばれるために、官民一体となった誘致運動が展開されたことを知りま

11月11日(月)名古屋駅西タイムトリップ〜恥と誇り、その先にあるもの〜

11月11日夜の「旅するなごや学」は、名古屋市立大学大学院人間文化研究科准教授の林浩一郎先生と、「屋上とそら」代表取締役の堀江浩彰さんのお二人による講座でした。 「名古屋駅西タイムトリップ〜恥と誇り、その先にあるもの〜」というタイトルで、会場は駅西のホリエビルにあるGallery NA2です。堀江さんは、ホリエビル中心に、さまざまな事業を展開していらっしゃいます。 戦後、駅西には、多くの闇市マーケットが開発されたそうです。 笈瀬通という通りがありますが、元は笈瀬川という川

11月15日(金)東洋一の大運河と呼ばれた「中川運河」を歩く

11/15(金)あおなみ線ささしまライブ駅から「東洋一の大運河と呼ばれた「中川運河」を歩く」に参加した。 NPO伊勢湾フォーラム 柳田哲雄様のご案内で、近年再開発の動きが進む中川運河の歴史といまを辿った。 中川運河の堀止船だまりは、西側を埋め立ててキャナルパークささしまになった。また、2026年には東側に、バー併設のホテルや人工ビーチ等が整備建設され、クルーズ名古屋の乗船場も移設されるとの事。更にリニア開業に向け、名古屋駅から上空の歩道が計画されている。 中川運河の水質保

11月16日(土) 中村遊廓まち歩きと遊里史トーク〜旧遊廓で蕎麦を食べながら〜第二部

11/16(土)、中村遊廓まち歩きと遊里史トーク〜旧遊廓で蕎麦を食べながら〜。 昔の場所の写真と今の状態の違いにびっくりしながら、栄えていた頃に思いを馳せました。 続いて、上から遊廓を見下ろせる場所から説明をしていただきました。 建物の構造がはっきりと分かり、参加者の皆さんも興味津々! お食事はおそば屋さん。 座学では遊女さんの生活や遊廓の中のことを学びました。意外と遊女さんの生活が質素なのと現在と同じように働き方を変えていくこと、遊廓の食事の高価さにビックリ! 遊廓の

11月17日(日)名古屋城で生まれた御深井焼〜尾張徳川家が慈しんだ産業の軌跡〜

11/17(日)、名古屋城で生まれた御深井焼〜尾張徳川家が慈しんだ産業の軌跡〜。 「御深井焼」と書いて「おふけやき」。これは名古屋城で焼かれていた焼き物の名前だそうです。いくら陶芸が盛んな愛知でも、まさかお城でも焼いていたとはびっくりでした。そもそもなぜこんな名前がついたのかと言うと、名古屋城の北西一帯を御深井丸(おふけまる)と言い、そこに尾張藩の御用窯があったからとのこと。ついでに、なぜ御深井丸と言うかというと、名古屋城の堀の北側、今の名城公園付近にあった深い池が「深井(

11月12日(火) まちなみデザイン賞を巡る~丸の内、錦、大須エリア~

11月12日午前の旅するなごや学は「まちなみデザイン賞を巡る~丸の内、錦、大須エリア~」と題したまち歩き。中部大学工学部の中村研一先生と,元東海テレビアナウンサーの高井一さんと一緒に,第6回まちなみデザイン賞を受賞した建築物等を訪ねました。 この日のキーワードは,まちの「襞(ひだ)」。前半は中村先生がマイクを握り,タマディック名古屋ビルや錦二丁目のまちの会所などにみられる襞を,時にアカデミックな視点も交えつつ解説してくださいました。 つづいて,高井さんが「襞」のバトンを受

11月15日(金)旅するなごや学「森林学習の視点で歩く!東山一万歩“ハーフ”コース」

11月15日(金)、旅するなごや学「森林学習の視点で歩く!東山一万歩“ハーフ”コース」に参加しました。 元東山植物園長の森田高尚さんの案内のもと、東山動植物園周辺の森を巡る「東山一万歩コース」の半分の距離を歩きました。 赤や黄色に色づいた美しい葉を眺めながら季節の移ろいを感じることができました。 紅葉トウカエデの並木道から、アラカシやサカキの常緑樹林、コナラやアベマキの落葉樹林など、約50種類もの植物を観察することができました。それぞれの特徴や見分け方、さらにはおもしろい豆

11月16日(土) 中村遊廓まち歩きと遊里史トーク〜旧遊廓で蕎麦を食べながら〜第一部

11月16日(土)に、やっとかめ文化祭「中村遊廓まち歩きと遊里史トーク〜旧遊廓で蕎麦を食べながら〜」が開催されました。 東海遊里史研究会の ことぶきさんによるご案内で、中村日赤駅から歩き始めます。 名古屋駅の高層ビル群がすぐ近くに見える場所ですが、建物、防火壁、当時の屋根をそのまま残しながら営業されるお店など、中村遊廓時代の名残が残っています。 昔の地図と比べながら歴史を辿る中で、現代に混在する歴史に驚きました。 しかしながら建物を残していくことは容易なことではなく、少し

11月9日(土) 変化する栄エリアの都市開発を巡る

栄エリアは建設ラッシュ 11月9日(土)「変化する栄エリアの都市開発を巡る」へ参加してきました。 名古屋の再開発を発信しているみーさんをガイドに再開発された公園や建物、現在建築中の高層ビル、新しいプロジェクトが期待できる場所などを解説や見所を聞きながらで8か所周りました。 テレビ塔を中心に開発された久屋大通パークは、芝生広場も整備され商業施設も充実し来訪者も多く、以前とは違い明るい雰囲気になりました。 今注目は『ザ・ランドマーク名古屋栄』地上41階の超高層ビルで高さ211.

11/7(木) 瓦女子とゆく瓦さんぽ〜山車まつりと醸造文化のまち〜

11/7(木)寒風吹くJR春田駅より。「瓦女子とゆく瓦さんぽ〜山車まつりと醸造文化のまち〜」に参加した。 瓦女子、脇田佑希子さまのご案内で、戸田祭りの壹之割から五之割に沿って、寺院や周辺家屋も併せて瓦を見て歩いた。 先ず壹之割:八幡社。軒丸瓦は神紋である橘紋との事。八幡神の使いである、鳩の形の瓦が乗っていた。 二之割:天満宮。鬼瓦に「天満宮」の文字が入っている。梅鉢紋、獅子の瓦が乗っている。 西照寺:軒丸瓦に「西照寺」の文字が入っている。 寶泉寺:軒丸瓦に「宝」の文字。

10/31(木) 名古屋城の水堀はどうやって造られた?

10/31(木)地下鉄名古屋城駅出口から「名古屋城の水堀はどうやって造られた?」に参加した。 種田祐司様のご案内で、名古屋城の水堀に残る遺構にフォーカスし、名古屋城の周辺を歩きながら歴史を紐解いた。 二之丸東門跡:枡形の二重の門で、段組(石の階段)が残っているのが特徴。 元は石垣の上に土塀があって、狭間に昇る為の階段であった。なお、ここに大相撲名古屋場所の時、櫓・幟旗が揚がったが、来年から会場が変わってしまうので今年で最後になった。 二之丸大手二之門:門扉が残っているの

11月10日(日) 白鳥庭園の庭園と建築の心を学ぶ

11月10日(日)、旅するなごや学「白鳥庭園の庭園と建築の心を学ぶ」に行ってきました。 今回は白鳥庭園所長の川島さんを講師に迎えました。白鳥庭園を散策しながら、川島さんのお話を聞いていると、庭園の様々な「美」が見えてきました。 例えば、白鳥庭園の雄滝の後ろには小さな建物が設けられています。建物の後ろに下がると、部屋の輪郭が額縁となって、滝を切り取ってくれます。こうするとさらに滝の魅力を味わうことができるそうです。 そのあと、清羽亭でお茶をいただきました。ここでも白鳥庭園

11月8日(金)「なごや和菓子とお酒の愛を叫ぶ」

11月8日(金)「なごや和菓子とお酒の愛を叫ぶ」に参加してきました。 高島屋全店和菓子バイヤーの畑 主税(はた ちから)さんと、名古屋の和菓子屋の若旦那の皆様である名古屋生菓子組合青年会さんがタッグを組んで、和菓子とお酒の相性を参加者全員で楽しみました。 カリスマバイヤー畑さんから和菓子のことや楽しみ方を直接学ぶとても貴重な時間となりました。また若旦那の皆様には目の前で和菓子ができあがるところをお見せいただき出来立てほやほやをいただくというこの上ない贅沢な体験をさせていただ