荒唐無稽な君は
鷲田清一の「素手のふるまい」を読み始めた。
内容が詰まっているので、開始10ページから意見を持ってしまう。
アウトサイダーがいる
独学がいる
芸術・文学・手工芸の世界にはよくあることだ。
だが、アウトサイダーは本物に近づけるか?
最近出したグループ展で、写真を酷評された。
相手は色んな講座で写真を習ったおばさんだった。
独学者は、履修者の初歩に近づくまでに、大きな道のりがある
型にはまらないが故の真新しさはあるが
それは同時に垢抜けなさである
彼女は私の写真のそこを指摘した
当時はもちろん傷ついた。
だが、今思うのだ
自らの手だけでここに達した私が、もしも教えを乞うたなら
きっと手癖があるから罵倒もされるかもしれないが
恥を忍んで教えを乞うたなら
どこまでいけると思う?
自分の可能性が楽しみだ
独学フォトグラファー・手芸作家・文筆家志望・文化人に憧れてる もいちゅん