TXV/作品に隠された東方神起の横顔の秘密
No.4「水墨画ユンホ」
“No.4「水墨画ユンホ」”と“No.5「水墨画チャンミン」”は水墨画になっています。
紙に水を含ませておいて、そこに墨を垂らすことで自由に流れていくのを楽しみながら描きました。
前髪の細かいところは、溜まった墨をシュッと伸ばしています。
水彩画を描いているところをSNSでアップしたら、みなさん喜んでくれますかね?
リクエストがたくさん届いたら考えます(笑)
この画は、ライブ本番の表情ではなく、舞台裏で汗だくになり頑張っているふたりの映像を観て、刺激を受けた作品です。
No.5「水墨画チャンミン」
“No.4「水墨画ユンホ」”と“No.5「水墨画チャンミン」”のふたりの目線は、東方神起の振り付けやライブの総合演出を手掛けているSAM(TRF)先生を見ているイメージです。
ダンスの振り付けを教えてもらっていて、OK!OK!と言っているイメージです。
2020年には「まなざし」という曲も発表されているので、その曲を聴きながら画を観てもらうのも嬉しいです。
個人的には、墨のグラデーションに注目してほしいです。
これが墨のおもしろいところで、薄く薄く溶いても色を出してくるので、やめられないんです。描きたい衝動がふとした瞬間にあらわれてきます。
No.6「xv鳳蝶」
アゲハ蝶の羽の模様が、ふたりの横顔のシルエットになっています。
XとVを入れたりもしています。きっと気付いてくださったファンの方もいるはず。
アゲハ蝶なのは、シンプルに僕が蝶の中で一番好きだからです。昆虫全般が好きで見れば見るほど、なぜこんなデザインになるんだ!?と神秘的な気持ちになるんです。
あと、空も雲の形はTとXVに見えるようにしたり、花とハートは、祖母からもらったクレヨンで子供が描いたようなテイストにしています。
コントラストって色だけじゃなく描き方にもあって、それが混ぜ合わさるとハレーションが起きるみたいなことを実験的にやってみました。
次回は、No.7「ピクセルアート」、No.8「CREW」、No.9「標本箱に閉じ込めたXV」を紹介いたします。
『YASUTO SASADA Exhibition “MAKUAKE” in TOKYO』
2021年10月22日(金)-2021年10月24(日)の3日間の開催です。
2020年開催の東方神起日本デビュー15周年を記念した『TOHOSHINKI 15th ANNIVERSARY MUSEUM “XVision”』にて展示された、笹田靖人×東方神起アートコラボレーションオリジナル原画を中心に新作も含めて発表させていただきます。