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ストレスからくる肩こりの解消法

こんにちは、熊本県熊本市西区の「やすたけ整骨院」院長の安武建です。

「職場に苦手な人がいて毎日、顔を合わせるのが辛い」
「お客さんからのクレームに対応することが多い」
「親がいちいち干渉してきて、面倒くさい」
「慣れない幹事を引き受けてしまった」

こんなお悩みを抱えてはいないでしょうか?

日常生活の様々な場面でストレスを感じることがあります。何にストレスを感じるかは、それぞれ違いますが、そのほとんどは人間関係によるものです。

それが職場や家族など、会いたくないがどうしても避けることができない状況だとしたら・・・苦手なのに、毎日顔を合わせるなんて、考えただけでも憂鬱ですよね。

ストレスを感じると、体が緊張するようになっています。緊張状態が続くと筋肉が硬くなり肩こりなどの症状につながります。

職場を変えたり、家族と会わないようにするのは難しいですが、日常生活の工夫でストレスを減らすことはできます。

毎日のストレスで、肩がこって仕方ないという方は、きっとこのブログがお役に立てると思います。

なぜストレスで肩こりが起きるの?


筋肉の緊張が続く
ストレスを感じると、体は「戦うか逃げるか」の反応を示します。体が緊張状態になり肩や首の筋肉が無意識に硬くなります。この緊張が長時間続くと、血流が悪化し、肩こりが慢性化します。

自律神経の乱れ
ストレスは自律神経に影響を与えます。特に交感神経が優位になると、血管が収縮して血流が滞り、筋肉が十分な酸素や栄養を受け取れなくなります。その結果、肩や首にコリが生じます。

姿勢の悪化
ストレスが溜まると、自然と姿勢が悪くなりがちです。スマホを触る時間が増えたり、気分が沈むことで猫背になり、肩周りの筋肉に負担がかかります。

ストレスと肩こりを軽減するためのポイント

1.    深呼吸でリラックスを促進
忙しいと呼吸が浅くなりがちです。浅い呼吸は体を緊張させ、ストレスを増幅します。
深呼吸には副交感神経を活性化する効果があり、リラックスを促します。
短時間でできるので、仕事や家事の合間に試してみてください。

やり方
①    背筋を伸ばし、椅子に座ります。
②    ゆっくりと鼻から息を吸い込み、2秒かけてお腹を膨らませます。
③    口から4秒かけて息を吐き出します。
  これを5セット繰り返します。

2. 軽い体操で体をほぐす
体の緊張を解くことは、心のストレス解消にもつながります。

肩回し
①    肘を曲げて、両肩に指先を当てる
②    肘で円を描くように肩を後ろに大きく回す(20回程)


※肩甲骨を意識しながら行うと効果的です。
※姿勢が猫背気味の人・・・後ろ回し
 姿勢が後ろに反り気味の人・・・前回しをするといいです。

 

3. 自分だけのリラックスタイムを作る

・お気に入りのハーブティーを飲む。
・アロマオイルを焚いてリラックス。
・短い瞑想を取り入れる。
・ウォーキング
・音楽・読書など

「自分を大切にする時間」を取ることで、気持ちにゆとりができます。

4. 健康的な食事を心がける
食事は心と体のエネルギー源です。
栄養バランスが偏るとストレスに耐える力も低下します。

おすすめの食べ物
ビタミンB群(豚肉やバナナなど)
マグネシウム(ナッツやほうれん草など)は、ストレスに効果的。
発酵食品(ヨーグルトや味噌など)は腸内環境を整え、心の安定に役立ちます。

忙しい時はスムージーなどで手軽に栄養補給するのもおすすめです。

5. 頼る勇気を持つ
「何でも自分で頑張らなきゃ」と思いすぎるのはストレスの原因になりやすいです。家族や友人、専門家に頼ることも、心を軽くする大切な方法です。

最後に

ストレスの原因のほとんどは人間関係によるものです。人と全く関わらずに生きていくのは難しいので、ストレスと上手く付き合うことが大切です。
自分の体や心の状態が安定していたら、人間関係でのストレスも感じにくいです。逆に体や心の状態が不安定だと、些細なことにもストレスを感じてしまいます。

自分の好きなことをする時間を増やしたり、友達とおしゃべりしたりして、ストレスを溜めない習慣づくりをしていきましょう。
特に深呼吸は自律神経を整え、心を落ち着かせるのに効果的ですので、生活に取り入れてみてください。

また、体の歪みがあると自律神経の働きが悪くなり、ストレスや肩こりにつながります。
もし生活習慣を変えてもあまり効果がない場合は、先に体を整えるとよいかもしれません。

当院でも、体の歪みを整える施術を行っていますので、お困りの際は、お気軽にご相談ください。

職場に行くのが憂鬱だと感じていたのに、最近は職場に行くのが楽になった。そんな方が一人でも増えると嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

(監修:柔道整復師 安武 建)

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