今回は次のサイトを見ていきます。このサイトはコホートベース学習の統計データを述べたサイトです。例によってDeepLで訳しながら眺めていきます。
コホート型学習とは?
コホートベースのコースは一般的に
一般的なコホートベース学習の特徴がまとめられています。さらにまとめると
比較的少人数で時間的制約がある
学習を核としたコミュニティ意識がある
双方向のリアルタイムライブ授業がある
受講料が比較的高価である
メインはライブ授業で流動的である
教師はファシリテーターである
コホート型コースの統計
ここでのポイントは2つで一つは終了率の高さです。1つ目はコホートベース学習のコースの終了率は概ね90%以上で、コミュニティ意識との強い正の相関関係があるということのようです。2つ目は学習定着率の話で他者のとの交流により69%程度の定着率があるということのようです。
自習型コースの問題を示す統計
MOOCやUdemyなどの自習型コースの問題点が記されています。MOOCの終了率は3%で、Udemyの終了率は8%とのことで、如何に自習が難しいか(3日坊主)。如何に仲間が大事なのか感じさせられる話となっています。
コホート型コースの修了率統計
自習型コースの終了率3%に対し、コホート型コースの修了率は90%程度と大きな違いがあることがわかります。実施者や参加者がコホート型学習を意識することで更に大きな成果を上げることができるものと思います。
コホート型学習の教育的価値を裏付ける統計データ
学習ピラミッドを参照しながらコホート型学習の教育的価値を見ています。
オンライン学習におけるコミュニティ形成が重要なことが、学習効果、修了率、参加者の満足度、継続性などに如何に重要か述べられています。
コース作成者にとってのコホート型コースの利点
従来のコースクリエーターは一人8ドル/月の収益ということなので、受講者1人で月に1,200円くらい、100人いても月に120,000円くらい。生計を立てるには300人程度は受講者を集める必要がありそうです。
MOOCでの稼ぎは「4年間で3つのMOOCから約14万ドル」とありますから、1講座、4年で4.7万ドル、1年で1.2万ドルとなります。おおよそ年170万円くらいのイメージでしょうか。月14万円ちょっとというところかと思います。
ところがコホートベースだと、9ヶ月で150万ドル(2億2千万?)といっていますから、1ヶ月17万ドル、月2,500万円ということになります。
他には5年で500万ドル、1年100万ドル(1億4千万)、月1200万円のイメージのようです。(ホントかな、数字を見直さないと)。
コーホート・ベースド・ラーニングで世界を変える企業たち
フォルテ・ラボ
リフォージ
メイブン
エスミー・ラーニング・ソリューションズ
セクション
アルトMBA
結論
コホートベース学習はオンライン上のアクティブラーニングの一種であり、コミュニティを重視し、上下左右の繋がりによりより学習効果を高める仕組みであると言えます。MOOCなどのオンライン学習コースとは全く異なる世界を作っているように思います。それはこれからの新しい学びになるのかもしれません。