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他者を肯定してみて欲しい

政治の世界で、与党と野党という言葉がある。

これはご存知の方も多いかと思うが、時の政権を運営している勢力(党)が与党、そうでない勢力が野党。

テレビなどのメディアで、野党はこれでもかと時の政策にイチャモンをつける。

要するに対極勢力、テリトリー外の者達に対する全否定である。

これは、身近な日常でも日々起こっている現象である。

仕事でも、常に上司やクライアントへの愚痴を零す者。

要するに、自己のマインドに対する意見を持つ者への否定。

イコール自己肯定行為なのである。

人間とは集団心理の強い生き物であり、常に自分への答え合わせを行なっている。

そしてその答え合わせは時として自分に甘い。

これは人間に基本的に備わった自己防衛スペックとでも言えよう。

ここまでを前置きとして、表題の件に入ろう。

"他者を肯定すること"

私見での統計がある。

世で人格者と言われる者ほど、そうである。

逆を言う。

前述した他者を否定ばかりする事を卑屈と言う。

社会生活をしていれば、どうしても気が合わない者、腹が立つ者がいるものである。

憎しみや怒りの感情は他者へと連鎖する。

そしてそれは、貴方の感性を徐々に、徐々に狭めていく。

長い人生を賢く、楽に好奇心に満ちた時間にする為に。

他者を否定する事は不要なのである。

人生を楽しむ為に、他者を肯定する習慣を身につけて欲しい。

貴方ならきっとできる筈だ。

なぜなら貴方は多くの人に愛されている。

そして既に多くの人に受け入れられている。

もしも、あなたに憎しみや他者への怒りが込み上げてきた時には。

そっと1分、目を閉じて考えて欲しい。

貴方を今まで愛してくれた人達の事を。

自分は豊かな感謝の中に成り立っているんだと言う事を。

心を豊かに保ち、他者を感謝で見守る事を心がけて欲しい。

きっと貴方の人生は豊かなものになる筈である。

そして貴方の周りにはそういった心の豊かな者が集ってくる。

人生は有限である。

正しいマインドで、貴方の好きなように生き抜くことだ。


旭山靖


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