人生とは壮大なる暇つぶしである
「人生とは壮大なる暇つぶしである」
そんな言葉がある。
鼻で笑うかもしれない。
しかし、これは軽い言葉のようで妙に深みがあるのではないか。
当然に人生とは皆が同じく有限である。
どんなに裕福な生まれであろうと、耐えがたい環境で育ったのであろうと。
人生とは皆等しく有限だ。
どう育ち、どう目標を持ち日々を過ごすのか。
これは全ての人々が違う価値観のもとに社会は形成されている。
人生を生きていくうちに人々の感性は長く複雑にどうも絡まってしまいがちだ。
とりわけ、日本人という文化形成上、DNAがそうさせている。
日本という国民性は素晴らしい。
お互いがお互いに迷惑を掛けまいと慎み合い生活をしているのである。
日本という国家が今日、先進国として経済大国として非常に高度に成り立っているのは言うまでもなく先人が培ってきた歴史によりある。
勤勉、滅私奉公、これは昔からのアイデンティティと言えるかもしれない。
人間が社会を生き抜く中での概念は大きく2つに分けられる。
"公"と"個"
人は他人との繋がりの中において社会活動を行う。
よって当たり前に公と個を使い分けている。
この使い分けが日本人の上手とするところ。
上手とするところであり、弱点でもある。
高度に情報化が進んだ現代社会において"個"を休める時間が無いのだ。
1人の空間があったにしろ、スマートフォンからは社会活動の情報が常に提供され続ける。
表題の言葉に戻ろう。
人生は有限だ。
そして実はシンプルだ。
人生を本質的に楽しむこと。
これが現代日本人に大きく、大きく欠けている概念である。
人生を楽しむ。
この一文を幼稚な文章だと考えてはいけない。
生き甲斐とは、達成感や幸福感である。
人生は長く壮大である、予期せぬことや迷い・選択の連続である。
それは貴方だけに限った事では決してない。
皆がそうなのである。
"人生とは壮大なる暇つぶしである"
この言葉の深みをここで感じ取って頂きたい。
きっとあなたのこれからの人生を、楽にそして興奮に満ちたものにしてくれよう。
人生とは何をやっても良いんです。
それは貴方だけの暇つぶしなのだから。
旭山靖
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