心はどこへいってしまったのか
2年前の出来事から私が人として親として気づいたことが多々ありました。
そこからいろいろと#私の学び直しのまりでした。
私自身こころがどよ〜んと沈み もっともっと沈み続けてもう上がってこなくなるのでは と思うことは何度かあったので、感覚が少しはわかるのだけれど
その度に「これって鬱かな」と友達に言うと「大丈夫、顔つきでわかるから、それに鬱の人の目って見ればわかるから」と言われ
その時の自分の目は”鬱の目”ではないのかな?と鏡を見て十分力のない自分の目を見てこれが違うの?と納得できない自分がいました。
それが次女の家に行き、その姿を目にした時
”あぁ、これが鬱の目なんだ”とすぐに友達が言っていたことを理解できました。
一人暮らしの人が鬱になると、それはそれは大変だということを思い知りました
我が家の場合はこんな感じでした。
まず、連絡が取れない。
電話に出ないしLINEも既読にもならず、家に行っても出てこないのでそこにいるのかもわからない
そしてちょっとした騒ぎになります。不動産屋に電話して、鍵を開けてもらうことになり、開けてもらったところで、本人がいなかったら、倒れてたりしたらいろいろと不安がよぎり、頭の中はパニック寸前でした。
結局、部屋の前でしつこく声掛けしていたら、のそ〜っと出てきたので、不動産屋の方に来てもらわずには済んだのですが
その時 姿を見れただけでどんなに安心したことか。
しかしその時点で(まだ鬱とは想像すらしていないので)本人の様子が異常なのに気づき驚愕し、そこで初めて鬱状態だということを確信しました
こっちの声かけにあまり反応がなく、ふっと泣き始め、自分の髪の毛をむしり始めました。
何か言葉を発しようとしてる様子を時々見せるも口がモゴモゴ動くだけで言葉になっていないし声すら出ない
体もうまく動かず、心は遠くどこへ行ったのかすらわからない感じでした。
そんな状態の次女をひとまず実家である我が家へ連れて帰ります
とりあえずその時の住居から貴重品など、必要最小限のものを漁るように、持ち出し冷蔵庫の中身も持ち出し、電源を切れるものは全て切り、施錠して部屋を後にしました。
その時点で自分も激しく落ち込みましたが
早くて1ヶ月くらいで元の生活に戻れるなんてことはあるのか?
長丁場になるのか、楽天的にも考えたいという希望的思いもありましたが、ある程度の覚悟もしました。
ここまで読んでいただきましてありがとうございました。