見出し画像

教え手のあるべき姿

スポーツにおける監督やコーチなどの教え手、学問や語学の先生やコーチにとって、最も重要なことはなんだろうか?

私は、けっこう科学的な知見の重要性は重んじている方で、第二言語習得分野の本はそれなりに読んでいるし、論文なども興味のある範囲は継続的に見ている。

しかし、往々にして多くのノウハウは、トリビアルなものだ。

1つ本質的な研究成果を見たこととがある。

アメリカで教育の現場を研究したもので、教え方とかクラスのサイズとか色々な要素がどれくらい成果に貢献するかを調査したもの。

その結果、そういう表面的なあれこれはほぼ影響がなく、

唯一、結果を左右する有意味なものは、「先生が誰か?」ということだったらしい。

これまで、いろいろな領域で教え手、そして、学生としての経験からして、これは肌感覚と合う。

ではどうするべきか?

結局、どんな領域でも、教え手は、その領域で卓越したプレーヤーであるべきだ。

それについて以前も書いていたが改めてそう思う。

もちろん、(大事ではあるものの)教え方とか、人間性とか、話し方、傾聴スキルなどで「逃げ」に向かう教え手も多い。

ただ、

一流を目指すのであれば、そこを言い訳せず、

徹底、追求したいと思う。

楽な方で頑張ることは、努力ではない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?