
日清どん兵衛赤鬼紅生姜+日清食品のCM戦略のすごさとは
1月17日発売の「どん兵衛 赤鬼紅生姜天そば」をスーパーで見つけたので早速食べてみました。
ホームページによると、節分の際に、恵方巻と一緒に節分そばを食べる風習があって、赤鬼のイメージで紅生姜天にしたそうです。

紅生姜の味とか辛さはそれほど強くは感じませんでしたが、それでも美味しかったです。
日清食品といえば、先日、日経クロストレンドにCM戦略について「CM常勝の3条件」の記事が出ていました。
まず、常勝の3か条ですが、
①ネタ探しに「Hungry」
②御前会議は「No border」
③面白ポイント「そこなのかよ」
簡単にまとめると、
日清食品の広告部隊は25人。広告代理店に任せるようなことはせず、この25人が面白そうなネタを常に探し回っている。
社長との定例会議で広告の会議をして議論するが、それは全社員がオンラインで視聴でき、全社員がクリエイティビティに磨きをかける。
どこが面白かったのか、何が刺さったのかを徹底検証する。メッセージより面白さの追求。
以前にテレビ(たしかカンブリア宮殿)でも安藤社長と広告部隊との会議の様子が放送されていました。記事にもある通り、
社長が一番、トンだことを言ってくれるので、心理的安全性(挑戦的な意見を言える環境)が担保されている
食品分野のCM好感度ランキング29週連続1位だそうです。
でも、きっと嫌いなCMランキングでも同じく1位になるだろうな、と思います。
「好き vs 嫌い、面白い vs 気持ち悪い…」
まぁ、好きな芸能人と嫌いな芸能人の両方にランクインするなんてよくある話ですから。
良い反応だけを求めていると印象に残らない。だから、「面白い!!」「何コレ?」を追求して否定的な意見を恐れないというスタンスをとっています。
だから、ぎりぎりのところまで攻めていってます。
これって、やっぱりトップが先頭きって組織全体に意識を浸透させないと難しいですよね。
だから、上の3箇条は理にかなっているってことになります。
いきなり真似すべきとはあのCMたちを見ている限りはなかなか口には出せないですけど、注目には値するなぁと思います。
日清食品のCMはすごいのかを社内で議論するようなところからはじめてもいいかもしれません。
最後までお読みいただき有難うございます。