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新ラグジュアリーの代表「ブルネロ・クチネリ」について

ブルネロ・クチネリというブランドをご存知でしょうか?

私はつい最近まで知りませんでした。ラジオ番組で山口周さんが「新・ラグジュアリー」の話をしていてその名前を知りました。

近くの百貨店でお店を覗いてみたいのですが、ぱっと見では普段使いのようなアパレルブランドですが価格は数十万円と普段ファストファッションが1st チョイスの私には目玉飛び出るような値段です。

このブランドが「新・ラグジュアリー」を目指す人たちの代表モデルとされています。

新・ラグジュアリー」とは、従来のラグジュアリーが「金銭的な豊かさ」を追求することに対して、「精神的な豊かさ」を追求されるものと言われています。

高級な洋服や車に乗ってレッドカーペットを歩くような、貴族が金ピカの馬車に乗っているような、見せびらかし着飾っていたラグジュアリーとは異なるものです。

新たなラグジュアリーの本質は、文化・倫理といった責任のある豊かさ=レスポンシブルラグジュアリーとも言われます。

SDG's、サステナビリティという言葉とも相性がいいとは思いますが、流行語のような側面もあり同ブランドはこの言葉を使わないそうです。

ブルネロ・クチネリは、特殊技術によってカラーカシミアの開発に成功したブランドです。

創業者の掲げる「人間主義的経営」は、地域と一体となった独自経営で地球に害を与えないモノづくりを実践し、高い労働意欲と職人技術に支えられ「世界で一番美しい会社」と称されています。

人口500人の小さな村、ソロメオ村で14世紀に建てられ廃墟となっていた古城を本社としてリノベーションし、1000年先のビジョンを持って村の復興プロジェクトを実行し地域の文化施設や職人育成っといった教育も実行し、村の道徳的、経済的発展をささえています。

製品の持つ品質はもちろんのことながら、このブランドを所有することによってビジョンとの一体感が生まれ、それがラグジュアリーな満足感へとつながるそうです。

ブルネロ・クチネリは世界のブランド企業の目標とされています。グローバル企業の経営者たちがソロメオ村を訪れているそうです。

日本では「新・ラグジュアリー」のブランドとしてマザーハウスへの期待が大きいです。私もマザーハウスのファンです。私の持っている財布もマザーハウスですし、家族にもプレゼントしたことがあります。マザーハウスは製造をバングラデシュなど貧しい国で製造をしています(マザーハウスについてはまた後日書きたいと思います)。

ブランディングによる差別化が難しいと言われていますが、日本の地域に根ざした伝統産業もブルネロ・クチネリから学べることは多いだろうなと思いました。

参考文献

下はまだ読んでないですが今度読んでみたいと思います。

最後までお読みいただき有難うございます。

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