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「伝統産業」×「スタートアップ」の掛け算が生む新たな価値
先日、日本の伝統産業が海外の一流ブランドからも認められ世界での価値を拡大しているのに対して、生産額は減少し、人材不足により危機にあることが報じられnoteにもまとめていました。
そして、日経新聞(5月16日付)にこの課題に対する解決策ともとれる記事がでていました。
以下に記事内容をまとめました。
伝統産業の革新に取り組むスタートアップが注目されている。東京のOmomukiは、1916年創業のスミカマと協力し、さびにくく切れ味の良い包丁「Tashinam」を開発した。価格は3万円だが、オンライン販売で成功を収めている。Clearは1717年創業の沢の鶴と熟成酒「現外」を共同開発し、高価格帯で販売中。また、ランドセルメーカーの土屋鞄製造所は米国市場に進出し成功している。日本の伝統産業は、スタートアップとの協業で新たな市場を開拓している。
料理男子向けに錆びにくい材質を改良した包丁、阪神大震災の後で倒壊した設備に残った液体を活用した熟成酒 など、従来の考えでは生まれなかったようなアイデアがスタートアップとの掛け算によって生み出されています。
日本にはその土地の人じゃないと知らないような伝統工芸品がたくさんあります。私自身、少しづつ勉強して知識を得ている段階ですが、まさに「宝の山」だと感じています。
ジャパンブランドの価値向上へのカギとなる記事だと思います。
「日本には素敵なものがあふれています」