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シェアリングエコノミーにおいて大切なこと

たまにシェアサイクルを利用しています。最近、街中で自転車や電動キックボードのステーションをよく見かけますが、電動キックボードは乗り慣れていないので使っていません。しかし、自転車は最寄駅にも設置されており、専用のアプリをスマホに入れて使ってみるととても便利だとわかりました。

ある目的地まで自転車を借りて、近くにステーションがあれば一旦返し、また再度レンタルすれば元の場所に戻れます。片道が30分以内であれば、300円未満で往復移動ができます。もし帰りに天気が悪くなって公共交通機関を使うことになっても、自転車を置いていく心配はありません。電動アシスト自転車なので楽に移動でき、このシステムは本当にもっと広まってほしいです。

私は自動車もカーシェアリング派です。毎日運転する必要がないので、必要な時だけ借りる方が経済的です。自転車は所有していますが、前述の理由でレンタルも活用しています。

ところが、先日そのシェアサイクルで少し気分の悪い経験をしました。現地に向かう前にアプリで予約をしてからステーションに向かったのですが、予約した自転車のカゴに汚れたタオルのようなゴミが入っていました。自転車も前に使った人が転んだのか、ペダルが少し歪んでいました。ほんの少しの利用時間でしたが、あまり気分の良いものではありませんでした。

カーシェアリングでは前の利用者のゴミが残っていることは滅多にありませんが、自転車は屋外に設置されているため、利用者以外の心ない人がカゴにゴミを捨てることもあるかもしれません。みんながそうではありませんし、ほんの一握りの人ですが、次の人への気遣いがあれば、もっとシェアリングが広まると思います。

では、どうすればそのような意識を高めることができるのでしょうか?私は「思いやりと感謝」が鍵だと思います。特に「感謝」から生まれるものが大切です。「きれいに使ってくれてありがとう」と言われると、言われた人は嬉しくなり、またきれいに使おうと心がけます。アプリ上でそのような仕組みを取り入れれば効果的だと思います。

シェアリングビジネスは、SDGsで掲げる資源の有効活用、環境配慮の観点からも意義の高いビジネスモデルです。その発展には利用者同士の思いやりと感謝が不可欠です。これが普及し、社会全体に浸透すれば、さらに利用しやすく、環境に優しい社会を実現できるでしょう。

#未来のためにできること

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