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プライムデーで思った「これってダー◯パターン?」

10月19日〜20日はAmazonプライムデーでした。ポイント還元率が上がりお得ですので、私もタイムセールの商品をいくつか購入しました。普段から使っている日用品や食品も安かったのでいい買い物ができた思います。

その際に、少し気になったことがあります。それは、定期便への引き込みが以前よりも強まっているように感じたからです。商品を選んで購入に進もうとすると、定期便を選ぶ場合と通常の購入の場合の2つの価格が表示されて選択ボタンは定期便の方がデフォルトで選ぶようになっています。最初に目が行くのは明るい色の表示の定期便の方の価格です。下に表示された通常購入の価格を見ると当然そちらの方がいくらか高いです。一度、定期便の方の安い価格を見てしまっているので高い通常品を選ぶのには抵抗を感じます。

私は、普段から定期便を活用しているので、スキップしたり解約したりするのに抵抗を感じないので問題ないですが、そうでない人にとっては気づかずに定期便を契約してしまったという人もいるかもしれません。あまり定期便の操作に慣れていない人にとっては、アマゾンのこのような仕掛けに対してダークパターンだと感じる人もいると思います。

ダークパターンは、サブスクリプションの解約を困難にするなど意図的にユーザーを誤解させたり不利益な方向に意思決定をさせるように誘導することを言います。アマゾンの場合は、解約方法も簡単ですし、不利益を被ることもないのでダークパターンには当てはまらないと思いますが、それでもいくつかの仕掛けはユーザーを意図的に定期購入へ引き込もうとする意図を感じさせます。

最近は、ありとあらゆる商品・サービスがサブスク型のビジネスモデルになっていますので消費者目線としては思わぬところで気づかずに定期購入をして解約を忘れていたなんてことにならないように気をつけておくべきだと思いました。

また、こういった仕掛けを作る側もあまりに行きすぎると「ダークパターン」と批判されかねませんので、注意をすべきでしょう。

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