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活発なトレードでみえた共通点【中日ドラゴンズ】
おそらく、年内のトレードは終了でしょうか。ドラゴンズは今オフ、例年以上に活発な動きをみせ、3件のトレードを成立させました。
阿部寿樹選手、京田陽太選手の放出には驚きましたが、どれも立浪監督が目指す野球の方向性がはっきりとみえるトレードでした。
投手陣にさらなる厚み
通算154勝を誇る涌井秀章投手を獲得したことで、先発ローテーションが強力となりました。長期離脱がない限り、例年以上に先発ローテに頭を悩ませる必要はなくなったと言えます。
大野雄大投手、柳裕也投手、小笠原慎之介投手、高橋宏斗投手、松葉貴大投手、そして涌井投手。新たな選手の台頭もあるかもしれませんが、現段階でこの6名が先発ローテを担うことでしょう。
自ら崩れていく投手はおらず、安定した試合運びで流れを引き寄せることができます。ロースコアの接戦に持ちこむ試合が来季も多くなりそうです。
貴重なリリーフ左腕の砂田毅樹投手も獲得。鉄壁リリーフ陣の唯一の弱点ともいえる左腕不足を解消することに成功しました。
砂田投手はリリーフとして経験豊富で、2018年には70試合に登板しています。身体に不安がなければ、重要な場面での活躍が期待されます。
砂田投手の加入でリリーフ陣に厚みが増しました。来季も鉄壁リリーフ陣の活躍が必要不可欠です。
トレードだけを見れば
野手では先日、ロッテから加藤匠馬捕手が復帰し、捕手不足を解消することに成功しました。強肩を武器に、相手の盗塁を阻止するプレーに期待がかかります。
加藤匠捕手の補強は、打撃の起爆剤としてではなく、あくまで守りを重視したものと考えられます。
トレードだけをみれば、立浪監督の守りを重視したいという思いが伝わってきます。広いバンテリンドームを本拠地とするドラゴンズ。まずは守りからリズムを作り、ロースコアの接戦に持ちこむ。新外国人選手等を補強しましたが、トレードだけをみれば、来季も守り勝つ野球で頂点を狙っていくと考えます。
皆様はどのように考えますでしょうか。
【参考サイト】