守護神候補!慶應大・橋本達弥さん【ドラフト候補】
長いペナントレースを優勝するために必要なピースの1つとして、試合を締める守護神の存在が挙げられます。先発投手が試合を作り、野手が得点を奪い、中継ぎ投手が必死に繋いだバトンを最後に受け取り、勝利に導く守護神。
打たれた時だけメディアに大きく取り上げられる辛い役割ではありますが、守護神が不在だとチームの戦い方が崩れてきます。そんな大切な役割を担う守護神を早くから務められる投手がいます。慶應大の橋本達弥さんです。
鋭く落ちるフォークが武器
3年春から台頭した橋本さんは、150㌔近い直球と鋭く落ちるフォークを武器に、気迫溢れる投球を魅せます。3年春は8試合に登板して防御率0.69。秋は6試合に登板して防御率0.90と最高の成績を残しました。
ドラフトイヤーの今春は、11試合に登板して防御率1.53。29回と1/3で19個の四死球を許したことは気になりますが、プロの世界でも守護神を務めることができる逸材です。
栗林さん・大勢さんに続いて
味方の思いを全て背負い、相手の最後の望みを絶つ。そんな役割を担う守護神を育てることは難しいですが、今年は巨人の大勢さんが37セーブ、昨年は広島の栗林良吏さんが37セーブを挙げて新人王を獲得しています。
新人投手がいきなり守護神を務める例が増えてきている今、橋本さんの存在は大きくなるばかりです。栗林さん、大勢さんに続いて、来年は橋本さんがどこかの球団で守護神を務めているかもしれません。
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