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待望の新外国人選手獲得!補強の意図とは【中日ドラゴンズ】

 待望の新外国人補強のニュースが飛び込んできました。中日は22日、2018年から3年間中日に在籍したソイロ・アルモンテ選手、オルランド・カリステ選手の2名を獲得しました。

 中日の課題は打撃陣。日本で実績のあるアルモンテ選手の加入、内外野を守ることができるというカリステ選手の加入によって、少し野手層が厚くなりました。

内野手の補強

 カリステ選手の実力は未知数で、春のキャンプで見てみるしかありません。内野手ということで、阿部寿樹選手や京田陽太選手、三ツ俣大樹選手が退団した穴を埋める役割を期待されていると感じます。

 本人がコメントしているように、外野も守ることができれば、起用法が大きく広がります。ただ、やはり気になるのは打撃面です。

 日本の野球にフィットするのか。春のキャンプでじっくり見ていく必要があります。

クリーンアップを任せられる!

 一方、中日ファンにとって馴染みのあるアルモンテ選手の帰還は、チームに大きな影響を与えてくれます。

 中日に在籍した3年間で、通算243試合に出場。打率3割1分6厘本塁打31本と実績を残しましたが、度重なる故障によって中々1年間フルで戦えない印象がありました。

 アルモンテ選手のポジションは主にレフト。残る外野のポジションは、センター・大島洋平選手、ライト・岡林勇希選手という布陣が有力になります。

 また、アルモンテ選手の加入によって、クリーンアップを担える選手が加入したということになります。

 両打ちのアルモンテ選手。以前のアルモンテ選手であれば、右打席は力強さが際立ち、左打席は技も持ち合わせているという印象でした。

 今季の竜打線はビシエド選手の前後を打つ3番、5番にやや迫力さが欠けていました。アルモンテ選手の加入によって、竜打線に長打力という怖さが増すことになるでしょう。

最重要課題は残る

 心配された新外国人選手獲得のニュースが発表され、少しホッとしました。また、新たに中軸を担う長距離砲を獲得するという報道もあります。

 長距離砲の獲得は、中日にとって最重要課題です。獲得に失敗すれば、他球団に比べて来季も破壊力という点で劣ることは確実です。

 長距離砲を獲得した時、ポジションによっては不動の4番・ビシエド選手も安泰ということはありません。

 今後どのような選手がやって来るのか分かりませんが、今回の補強で手薄になった内野手と、クリーンアップを担える選手の補強に成功しました。

 最下位からの逆襲へ。少しずつ課題の野手陣の戦力が整ってきました。

【参考サイト】


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