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「肺MAC症(非結核性抗酸菌症)」を自然療法で改善した話
この記事では、母が罹患した「肺MAC症」を自然療法で改善した話を掲載しています。もともと他ブログで4つに分けた記事を1つにしていますので、少し長いです。
なお、お読みいただくにあたっては、以下ご了承いただいたものとさせていただきます。
あくまでも母の闘病例をご紹介しているのみです。記載情報の活用は自己責任でお願いいたします。
情報の活用やその影響など、当方では一切の責任を負いかねます。
医療従事者による医学的知識に基づくものではありませんので、情報の正確性も担保しておりません。
「肺MAC症」とは
母は、2015年に「肺MAC症」と診断されました。
正確には「非結核性抗酸菌症」と言います。
MACは「Mycobacterium avium complex 」の頭文字をとっているそうです。
(発音できないけど)
詳しくはこちら彦根市立病院のサイトの説明がわかりやすいです。
端的に言うと、結核菌以外の、そのあたりにごく普通に身近に存在している菌でも、結核みたいな症状が出てしまう。
なぜか中高年の女性に増えていて、でもまだ治療方法が確立されていないというやっかいな病気です。
まだなじみがないせいか、お医者さんでも特定できる人が少ないみたいです。
近所に信頼できるお医者さまがいるのですが、その方はすぐに肺MAC症の可能性を疑ってくださいました。
そして、専門医がいる病院へ転院となりました。
医者から処方された薬
肺マック症には、まだ特効薬がなく、結核の薬を処方されます。
母は、3種類処方されましたが、どれも副作用がひどく。
全身に赤い湿疹ができたり、胃の調子が悪くなったり。
薬を飲むと体調が悪かったのです。
主治医とは、
「これが年齢がもっと若かったら、副作用があっても治る可能性もあるので飲んでもらうんだけど、この歳だからね」
とのことで、相談の結果、薬をやめることになりました。
半年に一度経過観察するだけとなり、医者としての治療は何もなし、になったのです。
母には、
身体がこの薬をいらないと言ってるんだから、薬はやめよう
年も年だし、この病気でなくても何かしらの病気になって死んでもおかしくないよね。
今まで大きな病気もなく、今日まで元気にこれたわけだから、
この病気や菌たちと共に生きていくという選択をしよう
という話をしたら、納得していました。
かといって何もしないでいいのか?と考えた私。
自然界に普通に存在している菌が病原なら、
自然界に存在しているものの力を借りるのがいいのではないか?
そう思って、
アロマセラピー(アロマテラピー)
精油(エッセンシャルオイル)
で何かできないかなと探しました。
精油を使い始める
精油で治した方のブログを見つける
精油(エッセンシャルオイル)で病気に向き合っている人はいないのだろうか?
ネットを検索したけどなかなかない。
そんなとき、ヒットしたのが
大工原忍さんのブログ。
「私がかかった病気、非結核性坑酸菌症とメディカルアロマ」
↑原文ママ。正しくは「非結核性抗酸菌症」
忍さんは
「アジョワン3滴、ティートウリー2滴、レモン2滴のブレンドで、結核ではないですが結核のブレンドです。かなりまずいです。治療としては、ブレンドしたものを背中・胸に塗布、1日3回2滴飲用しました。アロマを抗菌のブレンドでする時は大体3週間試し1週間あけます。耐性が出来ない為と強いのでそうします。」
とありました。
母は精油の知識がないし、
飲用することも抵抗がありそうだったので、
肺に塗布することにしました。
ティーツリーとレモンはメジャーなのですぐ入手できますが、
問題は、アジョワン。
これがなかなかない!
ようやくPRANAROM社(プラナロム)で見つけました。
↓Amazonで購入できます。
キャリアオイルに、
3種類の精油を入れて、毎日肺に塗布していました。
※原液でなく、他の精油とあわせて1%程度の濃度になるよう、キャリアオイルで希釈しています。
※精油の使用には、様々な注意事項がありますので、きちんと学ばれることをお勧めします。
精油のメーカーをZIJAの「ameo」に変える
塗布して半年が経過。
CTを撮影したところ、肺に小さな白い影ができました。
かといって副作用のある薬を飲めないし、引き続き、経過観察しかありません。
精油ではダメなのかな?と思ったのですが、この機会に、精油のメーカーを変えてみることにしました。
友達からZIJA社(ジージャ)の「ameo(アメオ)」というブランドを教えてもらったので、レモンとティートゥリーはこれにチェンジ。
アジョワンは「ameo」にないので、引き続きプラナロム社のものを使用。
余談ですが、お医者様に「肺」の範囲を再確認したら
意外と広くて!
私たちの感覚で言うと喉に近いところまでが肺!
あら、じゃあ塗布範囲が小さかったねということになり、広げることにしました。
もう一つ、追加した精油があります。
友達が免疫力アップにいいと勧めてくれた、「ameo」の「プロシールド」というブレンドオイルです。
足の裏に塗るといいとのこと。
「ameo」のオイルは、希釈せず、そのまま使うこともあるそうですが、
忍さんのブログにもあったように、菌が耐性を持ってしまっても困るなぁ、と思ったので引き続き、キャリアオイルで希釈しました。
エッセンシャルオイルを
「ameo(アメオ)」にチェンジし、
半年後のCT検査の日がやってきました。
前回、肺に小さいとは言え
影ができていたので、不安を抱えた母でしたが。
(でも、病院行く前には、海鮮丼とざるそばの定食をがっつり食べていたけど)
なんと。
できていた影が
ほぼなくなっていました。
お医者さま曰く、
「この病気は影ができたり消えたりを繰り返しながら長期的にみると悪くなっていくのだが、長期的な観点で見ても、よくなっている。」
とのこと。
えーーーー?!ビックリ。
せっかくなので、先生に「CTの画像、写メしてだめですか?」
ときいたら、ダメっていわれて、残念。
そして、また半年後に経過観察の通院となりました。
以前の精油ブランドも悪いものではなかったと思いますが、それでも、肺に影はできてしまったし。
「ameo」に変えて、半年間で明らかに変化して、ビックリ。
改めて「ameo」を手に取ると、エネルギーもだし、香りも全然違います。なので、他社の精油をアレ?って思うようになりました。
精油って、本当にメーカー・ブランドによって全然違うなぁと思いました。
精油のブランドチェンジ(2020年)
ZIJA社がIsagenix社と経営統合し、Ameoの生産を取りやめました。
このため、精油のブランドをチェンジして使用しています。
アジョワンは、引き続きPRANAROM(プラナロム)社のものを使用。
そもそも販売している会社が少なく、安心できるメーカーのものとなると
ここぐらいですね。
レモン、ティーツリーは、ヤングリヴィング社のものにチェンジしました。
それと、足裏に塗っていた「プロシールド」ですが。
ブレンドされていたのは
クローブ シナモン、レモングラス、オレンジ、レモン、ローズマリー、ユーカリ・ラディアータ
で、ほぼ同じ成分のものがヤングリヴィング社にあり、
「ヤングシーブス」にチェンジ。
クローブ、レモン、シナモンバーク、ユーカリラディアータ、ローズマリーが含まれています。
メーカーのサイトによると
15世紀フランス で疫病が流行った時代、クローブやローズマリー等のハーブを体に塗ることで病気をすることなく盗み を働いていた4人の泥棒の記録から再現されています。
とのことなので、コロナウィルス対策にもよさそう!
肺MAC症があると、新型コロナウイルスは重篤化する可能性がありそうなので、不安ですよね。
免疫力を少しでも高めるオイルで対策です。
個人的な感想ですが、Ameoよりも、バラつきのないピュアなエネルギーを感じます。
実際、このオイルを施術に使っている友人と話したところ、彼女は霊がクリアに見える人なんですが、ヤングリヴィングのオイルは除霊ができたそうです。
他者製品ではここまでの効果が感じられなかった、とか。
使用するオイルを1本のみに(2022年)
母が肺に塗っていた「アジョワン、レモン、ティーツリー」はなんとなくもういらない、「ヤングシーブス」を肺に塗りたい、と言いだしました。
こういう「なんとなく」というのは、信頼した方がいいと思い、変更。
この「ヤングシーヴス」のみ肺に塗っています。
希釈するオイルは、エドガー・ケイシー療法でもよく使われている「ひまし油(キャスターオイル)」を使用。
「SAKURA&NATURAL キャスターオイル」300mL
少し重め(ベタつき)があるので、ホホバオイルでもいいと思います。ただし冬場は固まりやすいので注意。
そして、2023年1月に定期検査。
肺の白い影はまたまた以前あったところがなくなり、新たにできたところもあり、だけど、全体的な兆候として、影は減っている!
やっぱり調子はいいです。
先生と次の検査をいつにするのか相談したところ、進行していないし、薬も飲んでいないし、来年でいいですよとのことで、1年後の予約をして帰りました。
というわけで、「ヤングシーヴス」だけにチェンジしても依然として変わらずです。
またこれはたまたまかもしれませんが、コロナにもいまだ罹患せず、です。
オイルの塗り方
オイルはお風呂に入った後に、肺付近に塗布します。肺の場所は、意外と上の方なので、鎖骨付近まで塗ります。
ベタつくので、肌着を着用します。この肌着は翌朝脱いで、別の肌着に交換します。
夜に使用する肌着はオイルがしみ込むので、夜専用にします。なお、乾燥機に入れると燃えるおそれがあるため、使用しません。
病との付き合い方・心構え
自然界に普通に存在している菌が病原なら、自然界に存在しているものの力を借りるのがいいのではないか?
この思いからスタートしたわけです。
薬は副作用がひどすぎて飲めなかった。
それゆえの選択でしたけど、これでよかったのではないかと思います。
それから。
これは今だから思うのですが
菌たちを殺そうとするのではなく、菌たちの存在と選択を受け入れるということもよかったのかも。
仮に菌に意志があるとしたら、何か思いがあって、母の肺に異変を起こしているわけで。
そんな菌を普通は殺したくなるのですが、
菌の存在をいったん認めて
共生していく。
そんな菌を受けいれた自分自身も受けいれる。
つまり、菌も自分も否定しない。
このマインドセットも大きかったのではないかなと思っています。
母は他にもいろいろやっていました。
母は、精油マッサージの他にも
毎日散歩する。
毎日楽しく生活する。
孫の成長を楽しみにする。
こんな日々を過ごしてしました。
あと、母はリウマチも発症したりしていたので
(これもなぜか途中から薬を飲まなくてよくなったのですが)
整形外科に通院しているのですが、
リハビリ担当の理学療法士の先生とのおしゃべりや、同じ通院仲間の奥様方との交流が張り合いになっているようです。
加えて。
そんな母に対し、私は適度な刺激になるようなこともやりました。
親っていくつになっても子供のこととなると必死。
少々私がドキドキさせるぐらいのことがある方が、親としての張り合いがでるみたいです。
つまり。
「心配させることもしょっちゅうしてます~」ということです(笑)
このほかには、名古屋に仕事ででる都度、デパートでおいしいものを買ってきたり。
何か1つが効果があった、というわけではなく、いろんなことのすべてが複合して、病状を変化させていったのかなと思います。
しかも、母は昔と比べて変わったなぁと思うところがあります。
すぐに怒って機嫌悪くすることが多かったのですが、それがなくなりました。
穏やかになり、楽しく、笑って過ごすことが増えました。
(ということで、私への害も減った・・・)
年も年ですので、あとどれくらい元気かわかりませんが、肺MAC症とうまく付き合いながら死ぬその日まで楽しんで人生をまっとうしてくれたらと
思っています。
「肺」と「心」とのつながり
私たちは、ハグをするときって両手を広げて、つまり、胸、肺を広げて相手を受け入れます。
ヨガでも、単にポーズをとるだけでなく動きに合わせた呼吸を重視します。
臓器の機能としては、汚れた空気を吐き出し新しい空気を取り入れる。
なのでこの肺MAC症という病気は、「受け入れること」「受け取ること」がとても大事なポイントな気がするのです。
母も、過去にお問い合わせくださった同じ病気の方もですが、庭、お花が好き。
でもその土の中に普通にいる菌が結核菌のように自分を蝕んでいく。
大好きなことに関わることが、自分の病気にはよろしくない、なんて。
本当にいたたまれないし、こんな理不尽なことは受け入れがたいことですよね。
でも、これも自分が大好きな存在たちからのメッセージとして「受け入れる」。
この理不尽さをもいったん「受け入れる」。
菌たちが何か知らせたくて肺で何かしようとしている現実を「受け入れる」。
そして、この病気が教えてくれているものを「受け入れること」、「受け取ること」
が、必要な気がするのです。
「植物」との関係をチェック
植物は究極の愛の存在。
私が学んだシータヒーリングの世界観では、ですが、植物は究極の愛の存在と言われています。
※詳しいことを知りたいことはこちらの本が参考になります。
「存在の7つの層 ― シータヒーリングの哲学」
動物、人間にただただ我が身を差し出して見返りをまったく求めていないから、だそうです。
そういえばそうですよね、
私たちに食べてもらう
私たちに観てもらう
ために、採取されていく。
そんな究極の愛の存在が大好きな人って、とっても愛したい人なんだろうなって思います。
でも。
変なこと書きますけど、
そんな植物を大好きなあまり、植物と同化しようとしていないか?
がポイントかなと思うのです。
自分も植物のような存在になっていませんか?なろうとしていませんか?
ということです。
シータヒーリングではあらゆる存在を7つの層に分けているのですが、
植物が存在する層を「第2層」
人間は「第3層」
にあるとしています。
階層が違うのに、人間が「第2層」的に自分も生きようとするとおのずと無理が生じます。
だって、私たちは、切られて、へっちゃらじゃないし、痛いし、そんなことされたくないし。
なのに、植物が大好きなあまり、「第2層」的に生きようとしていないか?ということです。
自分をまず大切にしていますか?
「究極の愛の存在」である植物が大好きなあまり、他人には優しいけど、人間としての自分を二の次にしていないでしょうか?
例えば、こんなところ、ありませんか?
うちの母は、「ええからええから」が口癖です。(いいですいいです、という断りの意)
食卓で自分が大好きなイカが並んでも、家族にまず食べさせようとします。
「イカ食べたら?」と言ってようやく箸をつけます。
私が風邪で調子が悪いと、肩が痛いのに、スーパーで梨をたくさんかついで帰ってきます。
私は自分で買いに行けるのに、ですよ。
人からプレゼントをもらったらすぐお返しをしようとします。
ただただもらうということができないのです。
人から何かをしてもらっても、すいません、ごめんねーが口癖です。
他にもこんなところがないか、チェックしてみてください。
自分は二の次にして、人に何かをしてあげるばっかりじゃないか?
誰かのために、自分を傷つけたり、無理をするような事態を招いていないか?
遠慮が多くないか?
人に何かしてあげるのは好きだけど、自分が人に何かしてもらうのは悪い気がしていないか?
どうでしょうか?
ありゃ、やっている!ということでしたら、私のお仕事の領域です。
第2層(植物)的に生きているところは人間として生きていくには不都合であり大変。
そんな苦しい生き方をする原因を見つけて、癒して、取り除き、もっともっと自分を大切にできるようにできる。
そうなれたらいいんじゃないかなと思います。
愛を受け取る
植物のように、他人には愛を与えられるやさしい方だからこそ、
いま、必要なのは、ただただ愛を受け取ることだと思うんです。
人から何かしてもらったら、ありがとう、だけでOK。
自分自身をまず大切にすることが、自分への愛。
それが、この病気が教えてくれているものではないかなと思うのです。
母は、精油(エッセンシャルオイル)を肺全体に塗布して、薬がわりに使用しています。
精油は、第2層「植物」からの愛と恩恵の結晶です。オイル1滴が何キロものの花や葉から作られる、ものすごく純度の高いものです。
それをピュアな形で第3層の「人間」がただただいただくということ。
ただただ愛を受けとるということ。
そして、精油を使うだけでなく、自分の心、生き方もこの機会に変えていく。
それが相乗効果になるんじゃないかかなって思いますよー。
※おことわり
肺MAC症の人がこうだという決めつけているわけではなく、私なりに母を見ていて、もしマインド的にこの病気が教えてくれることがあるとしたら?という観点で書いています。
ご自身や他の方への「決めつけ」に使わないでくださいね。
ストレスで少し悪化したときのこと(2021年)
肺MAC症の方は、定期的にCTを取ると思います。
母は半年に1度、撮影しているのですが、2021年1月末の画像は、半年前の昨年7月に比べて白い影が拡大していました。
数年間、ずっと少し広がっては消えで、全体的には小康状態を保っていたのに・・・
ちょうど、主治医の先生が、転勤になり、今回、新しい先生と初対面。
かつ先生は自分に替わった途端に、悪化している状態からスタートなので、テンぱっている様子(いい人だけど、怖れの強い先生みたい・・・)。
自覚症状としては、若干、少しコホンコホンという咳が出始めたかな?という程度で、他にはありません。
しかも、痰の検査をしても、菌はいません・・・
入院&投薬導入を勧められましたが、テンぱっている先生からは、肺MAC症で使用する3種類の投薬を勧められました。
ただ、以前も使用した際に、アレルギー反応が出て使用を中止したので、入院で1か月ほど様子を見ながら、とのこと。
重度のアナフィラキシー反応があった場合に命にかかわるためだそうです。
でも、
私自身はこの薬の使用効果に懐疑的であること
ちょうどコロナ感染が再拡大していることもあり、入院中にコロナ感染リスクもあることや、面会できない中、高齢者が長期入院して気力・体力が落ちていくこと。
普段の生活は咳以外何も支障がなく、残りの人生を鑑みたときに、投薬や入院がQOLを下げてしまうこと。
今なら、日々の生活を楽しみながら、孫たちの訪問を楽しみに過ごせていること。
等から、すぐに入院&投薬の決断を出せませんでした。
それは母も同じで(そりゃ入院したくない)1か月後の再検診で、結論を出すことにしました。
漢方薬とサプリメントの可能性
そして、再度、肺MAC症について調べなおし、漢方薬について調べたところ、
東京のKメディカルクリニックさんのHPに、具体的な処方薬が載っていました(残念ながらこのクリニックはリモート診療をしていません)。
漢方薬には、肺MAC菌を殺すものはないので、身体全体を整えて、抵抗力、免疫をあげていくというアプローチになるのかなと思います。
では漢方薬のかわりに、何かサプリメントをと、見つけたのが。
エビデンスは見つかっていませんが、免疫力をあげて肺MAC症にいいと言われるサプリメント。
プロポリスとアガリクス茸です。
Amazonがいちばん安かった!
同じ蜂由来成分で、ローヤルゼリーを昔飲んだことがあるのですが、ホントに風邪をひかなかったし、免疫向上にはよさそうなので、プロポリスも信頼できそう。
明らかなストレス要因と言えば?
ずっと精油の塗布はしてきたので、それでも影が拡がったわけですが、じゃあこの半年間何があったかというと?
これしかありません。
9月に父が末期の肺がんで入院、母本人は2回の白内障手術、父11月死去。
母にとって最大のストレスだったと思います。
私はこれで一挙に病状が悪化したのではと思いました。
肺は悲しみの溜まる場所と言われます。
が、私は父の病気発覚~死去までで、母が泣いたことは、1度しか見たことがありません。
それも、葬儀に、友達が来てくれて、その友達が泣きながらハグしてくれてもらい泣きをしただけです。
私なんか毎日毎日泣いてばかりで、今でも父のことを思い出すとすぐ泣きます(笑)
母になんで泣かないのか?聞いたのですが、泣けないねぇと言います。
もともと涙ぐむということがない人で、父のことに限らず、泣いているのは見たことがないです。
泣かなければならないとは言いませんが、ここまで泣かないのは不思議です。
病気からのメッセージを解読
今回の件でも、やっぱり心の状態が、身体や病気に影響を与えるということを本当に感じました。
肺MAC症の菌は、結核菌と違い、ごく普通に身の回りにいる菌とのこと。
普通ならそんな菌に触れてもなんともないのに、まるで結核のような影と症状を作り出します。
ある意味、菌が寄生することも、悪さをすることも自分の身体が許可を出してしまっている。普通なら、許さないのに。
もしかしたら母のように、普通なら泣くのに、泣かない のように、
普通なら××なのに、××してしまう
もしくは、
普通なら△△なのに、△△しない
のように、自分が無意識で禁止・抑圧・許可していないことがないか?チェックしてみるのもありだと思います。
肺MAC症の方には、心の状態チェックを再度していただくといいかなと思います。
特効薬がない病気なので、心から整うだけで効果あるなら、お得ですし。
そして、1か月後、再検査。
今回はCTではなく、レントゲンだけですが、拡大している様子もないし、咳も変わらず。
本人は庭いじり、畑仕事など何時間もやってて、体力が落ちているということもないし。
先生も、前回のような焦った様子はなく、「入院なしで様子見しましょう」ということになりました。
今回もやはり菌が検出されません。
実際には気管支の奥の奥の方とかにいても、アクティブではない、(活動していない)という判断だそうです。
漢方薬については、体力が落ちているなら気を整えるために使用はあるが、これだけ元気ならと不要とのこと。
散歩を続けているのもいいですね、とのこと。
ということで、またまた投薬なしで様子見を継続です。
そして、更に半年後の定期健診。
CTを撮影しました。
結果は
なんと肺の白い影が小さくなっていたのです。
医師も、小さくなっていますし問題ないでしょう、とのことで、痰の検査もなく終了。
本当に不思議。半年間で急激に影が拡がったのにまた小さくなった!
半年前の検査で、急激に肺の影が拡がり悪化していたのですが、小さくなってしました。
母の体調も時々咳がでるぐらいで特に変わりありません。
この半年間で何が違うのだろう?よく考えてみたのですが、
父が亡くなり1年がたったことが一つの区切りになった気がします。
母が、悲しみが吐きだせたわけではないと思うけど、それ以上に父のいない生活に慣れたこと、一方で父とはずっとつながりを感じられてることが大きいのかもしれません。
母は朝昼晩と、父にお茶を供えます。信仰心があまりないので宗教的にとは、何か違う感じです。
それと、母はTverやYouTUBEをよく観ています。私がチャンネルを選んで魅せてるのですが、結構楽しいようです。
特に「錦鯉」にはシンプルなバカに笑わせてもらっています。
テンポの速い漫才とか若手のコントとかついてけないのですが、錦鯉はわかりやすい。
お笑い第7世代の時代と言われていますが、錦鯉はそのくくりに入らない、久しぶりの老若男女にわかりやすいお笑いかも。
「笑う」ことは、ガン治療にもいいと聞いたことがありますが、やはり大切なことなのかも。
それから、YouTUBEで、お料理のレシピを観ては挑戦しています。
新しいレシピと味との出会いはなかなか新鮮です。
なぜかご近所さんたちからいろいろとお野菜、食べ物をしょっちゅういただくのですが、地場の野菜、土地の恵みをたっぷりいただいています。
そして作ったものは父に供えます。
父のおかげで、生かされてる。
そんな風にすら感じます。
免疫力を上げる生活
プロポリスはやはりよいかも
資生堂のプロポリス+アガリクスのサプリメントはやはり効いてるのかもしれません。
以前は、パーフェクトフードと呼ばれたモリンガも試したのですが、浄化作用が強すぎて下痢続きで合いませんでした。
プロポリスは、なんとなく、ですが、蜂の天然のパワーが免疫力にいいような気がします。
それと、料理にはよく生ニンニクを使っています。使いすぎもどうかなと思うので少量ですが。
肺MAC症には「生活を楽しむこと」
特に、自然からの恵みをいただくという日々の行為が大切な気がします。
食事、サプリメントもそうだと思うのです。
栄養素ももちろんですが、「いただく」「受け取る」その気持ち自体が、肺に新しいエネルギーを入れる行為のような、そんな気がしています。
発酵食品を食べる
発酵食品は本当によく食べています。
【朝食】
ヨーグルト。自家製です。
アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーを使って作っています。
市販のヨーグルトを種にして、牛乳パックに入れて出来上がりです。
ヨーグルトメーカーは本当に便利で、このほか、塩こうじ、小豆麹、鶏ハム・豚ハム、甘酒、温泉卵づくりに大活躍です。
おすすめです。
ギリシャヨーグルト(水切りヨーグルト)がおいしいというので、100均で買ってきたザルとボウル、ザルの上に細かいメッシュのネットをのせ、その中にヨーグルトを入れます。重石をのせて水切りをします。水切りヨーグルトは買うと高いので手作りがお勧め!
ヨーグルトメーカーに水切り用の道具が付属していますが少量しか入れられないので、使いません。
納豆もヨーグルトメーカーで作れますが、さすがに大豆の下ごしらえが面倒なので、これは買ってきます。
【昼食・夕食】
塩麹を使った肉、野菜も塩がわりに塩こうじを使います。
夏の間は、ゴーヤを塩こうじでつけたものがおいしかったです。
更にそこにナンプラー、ごま油、鶏がらスープ、コチュジャンを入れて、スパイシーなゴーヤに。
ゴーヤの苦みを感じないのでお勧めです。
ナンプラー(魚醤)はあまりなじみがないかもしれませんが、これ自体が発酵食品の調味料です。
ユウキのナンプラーやコチュジャンは癖がなく、初めての方でも使いやすいのでお勧め。
お味噌汁の味噌も本当は作ったらよいのですがこれまた市販品で。
散歩をする
毎朝、日が昇ったぐらいの時間帯に散歩します。
だいたい3000歩弱ぐらい、30分ほどで帰ってきます。
毎日ほぼ同じルートですが、実感するために万歩計を使用。
安い万歩計も売られていますが、やっぱりすぐダメになってしまうんですよね・・・ちゃんとしたメーカーのものを購入。
ウェアや靴は自分が着て心地よいものを。
ドラマを楽しむ・スポーツ観戦をする
笑う、泣くなどの感情表現は免疫力を挙げるといわれています。
刺激にもなりますし、認知症対策にもよさそうです。
AmazonのFire TV Stickを活用し、Tver、YOUTUBE、楽天TVなど、お世話になっています。
Tverの放送解説版があるドラマは高齢者には助かります。
好きな庭いじりをする
肺マック症は、庭やお風呂などそのへんにいる菌でも発症する?といわれているせいか、庭いじりをやめてしまう人が多いと思います。
実際母も最初はやめていましたが、菌と仲よくしよう!好きなことをやって生活しよう!と決めてからは、再開しています。
以上、2024年9月現在の情報です。今後も経過を追記する場合があります。経過観察は1年に1回のCT、レントゲンのみ、現在も症状らしい症状がなく、日々元気に過ごしています。
肺MAC症は、かつての主治医曰く、1年無事なら3年、3年無事なら5年、というように、なぜか奇数単位らしいですので、それを信じて、日々過ごしています。
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