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述語をいう練習をする

昨日の続きを書きたい。

昨日の記事はこちら


自分の意見をちゃんと伝えられない子がうまく伝えられるための残り2つの方法について書いていきたい。

②そもそも自分の意見を話す機会がないタイプ


→意見をいえる場を作る。これに尽きる。
1番簡単な方法が好きなものを題材にして会話をすることだ。
例えば、ゲーム。

ゲームで勝った話題が出れば、

「どうしてそう思うの?」
「どんなふうに考えたのか?」
「どういう気持ちになったのか?」

など聞いてあげると普段自分の意見を言わない子でも話せるようになる。
話せない場合のほとんどは信頼関係ができていないか、話題が難しすぎることが多い。


③相手に伝わっているか確認していないタイプ

→述語をいう練習をする。
このタイプは多くの場合述語を言ってなかったりする。

例えば、ご飯を食べる時にはしを取ってもらう時、

「お母さん、はし!」

と言う。

本来は、「お母さん、はしを取って。」で述語部分がない。
日本人は空気を読むということに慣れていて、述語の部分まで言わなくても理解できることが多い。

しかし、日本語において述語はとても重要で意味がガラッと変わる。
意見を言うということは、述語をはっきりいうことだと私は思う。

だから述語まで言ってもらう。
言い切る練習をする。
話すときは自分が汲み取ってもらおうとするんじゃなくて自分から理解してもらおうとする意識をしてもらう。

そのためにいうまで待つ。
述語なしに会話を完了させない。

私も授業の時にもどんなことでも述語を言ってもらうようにしている。
うざいと思われるかもしれないがこれをやり続ける。
この人との会話は最後まで言わないと成立しないと思ったら成功。
こんな感じだ。

ぜひ参考になればと思う。


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