本質で目を考える、千里堂メガネの古川さん!
人間の目
だらっとしている時、人間の目は外側に向く。それが楽なポジション。目の周りの筋肉は、内側に力みやすい特性がある。力を入れれば「寄り目」は出来る。でも、逆の「離し目」は意図的に出来ない。寄り目をする筋肉が強過ぎると、眼球が変形してしまうことも。
遠くが見えるのは正義?
そもそも、目が悪い人はみんなメガネをかけて、遠くが見えるようにしないといけないのか?トラックドライバーとオフィスでパソコンばっかりを見つめる人で、目の使い方は全然違う。前者は見えないとまずいが、後者なら別に問題ない。
人間は元々狩猟民族だから、人間の目は遠くを見るデザインになっている。視力2.0(=遠くにピントが設定されている)だと、近くを見る際(ピントを近くに合わせる)には筋肉が必要になる。
近視は「進化」
近視だと、近くを見る時は有利。それと引き換えに、遠くはあまり見えないが。目は、スマホやパソコンばかり使う我々の最近の暮らしに合わせて「進化」して近視になる。コロナで人々の視力は悪くなったらしい。視力が良い(=遠くが見える)必要性が今までと比べて低くなったからだろう。近くを見る時に使う、ピント合わせのための筋力が最小限な近視の方が好都合だ。
康弘の利き目
機械測定の結果、目は左利きだと判明。両目が開いている時に、片方ずつ目隠しをしてみた。利き目が使えないのはストレスに感じるから、隠されて嫌だった方の目が利き目。よく考えてみると、かなり酔った状態でスマホの画面を見るときは、右目を閉じて左目に頼っていることが多い。
康弘の目の特性
年間5名の最強の目らしい。デフォルトは遠くにピントが合っているタイプ、ほぼ1.7見えているからかなり視力は良い。(遠くが見える)でもそれと引き換えに、近くを見る時に目がストレスを抱えやすいみたい。でもそれにしては、康弘の目は近くを見ていてもストレスをそんなに感じていないみたい。
目が疲れた時は…?
康弘の目がストレスを抱えていない理由は、目が疲れた時に「雲を見ながら散歩したいなぁ」なんて思って外に出たりしているかららしい。自分の目が疲れたら自主的に休ませてあげる習慣があるみたいだ。これは、目にとって最高。
上を見ると、目の周りの筋肉は緩んで、両目は外側に向いてリラックスしようとする。意図的にどこにもピントを合わせないで、ボヤッとした視界を作り出して上げれたら、目の休憩になるみたい。「キチッと見えている=目が緊張状態」だから、その逆を。という発想。
遠くが見えやすい設定の目が、近くにピントを合わせるためには、目の周りの筋肉で思い切り寄り目をしなきゃいけない。これはかなりの重労働。目は自律神経系と密接に関わっているから、ストレスをかけ続けるのは良くない。そこで…
視覚的ノイズキャンセリング
ぼーっと街歩きしたい気分(近くを見るために必死になっていた目の筋肉を開放してあげたい)になっても、室内だとピントを逃してあげられないことが多い。そんな時は、力めなくなるリラクゼーションメガネで意図的に視界をボヤッとさせて、休ませてあげるのが大事。視力が良い人だからこそ、ボヤッとした感じに慣れていない。でも、そこは慣れみたい。
ちょっとした豆知識
下を見ると目が緊張して、嫌なことが思い浮かぶ。
上を見ると目がリラックスして、楽しい予定とかが思い浮かぶ。
らしい!
まさかのメガネ購入決定
ということで僕は、「近くを見る時+リラクゼーションのためのメガネ(横向きの度数補正+ブルーライトカット入り)」の購入を決めた。近い距離(スマホ、パソコン)を見ている時に、楽なチューニングだから、視力が良い僕でも、目の周りの筋肉を酷使せずとも近くが見れちゃう。そして、かけてるとリラックスできる。そんな便利なものがあるなら使いたいよね。
トレードオフ
文明の利器(スマホ、PC)は素晴らしいけど、視力は悪くなる。今の世の中は便利だけど、情報過多。人間の悩みのレベルは上がっている。でも、それに合わせてどんどんと便利なモノは増えている。スマホがないと不便な世界なんて想像ついていなかった。より豊かな世界を選択肢として持つのは大事。今ある受けられる恩恵は感謝しながら受け取れば良い。その意味では、今回購入を決めたメガネはまさにその「選択できる恩恵」なのかも。素敵な古川さんとの出会いで僕の人生はより豊かに。
わざとボヤけた世界を選ぶ
まだ使いはじめて少しで慣れない部分もあるけれど、人生で初めてのピントが合わない「目のリッラクス状態」、なかなか良い。手元以外にピントが合わないメガネだから、目の前の画面とか手帳に没入できる感覚がある。最近パソコン多くて目が疲れるなぁと思っていたところで、良いこと教えてもらっちゃった。感謝。古川さん、また札幌に戻ったらお店まで会いに行きますね!またお喋りの続きをさせて下さい!笑
オマケコーナー①:「店作り」
ちょっと入りにくい演出で、一般的には入りにくい仕様。重たいドアは、お客様の「入るぞ」という意思決定を強いる。ターゲットは、わざわざ調べてきてくれる人。言い方は悪いが、偶然お客様が入ってこないような設計。北海道1位の造花を置いたり、創りたい顧客価値から逆算している。なかなか好きなタイプのこだわりだなぁと思って話を聞かせてもらっていた。(ビジネスの勉強会みたいなところで古川さんとは出会ったから、こんな切り口の話も聞かせてもらっていた)
オマケコーナー②:視覚トレーニング機器
こんなのがお店に置いてあった。面白い。良いことしかなさそう。
2023/01/29(日)
2023/02/10(金)
最後まで読んでくださってありがとうございます🙌
また次回のnoteでお会いできるのを楽しみにしています!