『正しさ』は証明する意味はなく、気づいたら生まれるもの
おはようございます。
24時間テレビの「愛は地球を救う」のパロディで、「エロは地球を救う」
というアダルトビデオを若い時に見つけたのですが、まんざら間違ってもいない気もする。と思ったのを不意に思い出した坂口です。
さて、今日は『正しさを証明することに意味があるのか』についてお話しいていこうと思います。
それでは早速、うっす!
『認め合う難しさってあるよね』
僕は一番無駄で聞いていて「よくない?」と思ってしまうのが、
『どっちが悪いのか?』みたいな話です。
その理由としては、別に僕は自分の正しさを証明することに興味がない。というのが本音ですし、それ決着するの?というのが時間が勿体無いと思ってしまいます。
ですが、世の中的には、「私は悪くない」とか「私はやった」とか
「あなたが悪い」みたいなことを平気でいう人はいて、
自分の無罪の証明を頑張りますが、それなら一層のこと何か作業をやるたびに写メでも撮って証拠を残したほうが早くない?と思うんです。
#すぐに解決方法考えちゃう
僕はボイストレーナーとして、8ヶ月が過ぎましたが、お客さんの反応が直接返ってくる「面白さ」と「緊張」がいまだにあります。学祭時代に飲食バイトをしていましたが、飲食だとチームとしての結果なので、料理で迷惑をかけても(遅い、まずいなど)
ホール、ウエイターが関係構築をちゃんと出来ていれば、怒られません。
ですが、対面で一対一だと訳が違います。
しかも、飲食のように五感に直接訴えかけるものとは違って、ボイトレはただのスキルアップレッスンです。なので一回一回に実感を持たせるのは、正直、大変な毎日でした。
満足させれた日、させられなかった日、最初は山あり谷ありみたいな感じで、あぁでもない。こうでもない。こんな日々の連続だったんです。
そんな中で、感じたことを今日はテーマになっているんですが、
僕の答えとしては、結局は「人」だということです。
どんな時でも「認める」というのは絶対的に大事にしています。
例えば、出来なくてもチャレンジしたことに対してOKだし、
出来たら、もちろんOKです。そうやって、「一緒に階段を上がって
いく」、意識で風向きが変わった気がしました。
それまでは上手くするために、1レッスンで詰め込んで、教えていた感じですが、今はできるまで、とことん付き合う。生徒さんも頑張っているんだから、僕も最後まで付き合うと決めています。
以前にイチローさんの本を読んだときに、イチローさんの高校時代の恩師は
「君ならできる」といつでも背中を押してくれたそうで、そんな人と出会えるのか?が大事と書かれていました。
そして、僕が生徒さんに対してなりたい姿も
「歌を教えてくれる人」ではなくて、「背中を押してくれる人」です。
『正しさを持つから、争いは無くならない』
戦争はお互いの正義の違いから生まれます。なので、正義がもし、この世からなくなったら戦争は無くなるかもしれません。
これは僕らの社会でもそうだと思います。
大体、愚痴っぽい人、短気な人の特徴は「自分の正解がある」ということでそれ自体は悪いことではない(むしろいいこと)なのですが、
それを人に押し付けたり、自分と違い価値観の人を認められない(バカにしたり、間違っている)と思うことによって生まれる歪みが争いです。
それをなくそう!みたいな現実味のない話をしてもしょうがないからこそ、
そんな社会だからこそ、どう生きるのか?が大事になってきます。
それは「正しさは自分の軸でしかないことを知る」ことだと思っています。
野球とサッカーはどっちが上とかは決められません。
調べによると、2019年度の時点では、競技人口はサッカーが1位、野球が2位だそうです。(日本はね)
ですが、これでサッカーが上だと言い出すと、野球は負けないための別の視点でマウントを取り出すと思います。
例えばですが、年俸です。
J1サッカー選手の平均年収は3,218万円、プロ野球選手の平均年収は4,174万らしいんです。僕がもし、野球側だったら間違いなく、ここはマウント取るために使うと思います。笑
こんな感じで、ああ言えばこう言う、みたいなことをしていても、
一生、拉致も飽きません。いわば、無駄な会話です。
今の時代に必要なのは、「正しさ」より「ビジョン」だと思います。
少し似ている気もしますが、「正しさ」という決め手ではなくて、
「こうなりたいからやる」みたいな想いが乗っかっている行動基準です。
「十人十色」で人生の道も十本あります。それが正しいかどうかなんてどうでもよくて(倫理観は別にしてね)
その議論をするよりも「認め合って」お互いにできることってなんだろう?と考えるだけでもシナジー(相乗効果)は生まれます。
なので、ぜひみなさんも、自分の行動基準はなんだろう?と考えてみてください。
それでは、今日も素敵な1日をお過ごしください。
坂口靖彦でした。
ばいちゃ〜