暇だからしていることはやりたいことか?

こんばんは。ヤッシーです。いつになったら暖かい日がくるのでしょうか。待ち遠しいですね。

今日は「暇だからしていることはやりたいことか?」という命題?について考えたいと思います。

皆さんは休日何をして過ごされていますか?昼間まで寝て、テレビ見てゲームして、お酒飲んで寝る。そんな感じでしょうか。イメージが退廃的すぎる気もします笑

さて、ここで上げた例の中の「テレビを見る」「ゲームをする」について、なぜその行動を起こすのでしょうか?そもそも行動を”起こして”いるのでしょうか?

私も含めてですが、現代の人々は「時間をつぶすためにすることをさがしている」気がしてなりません。休日ができたからゲームする。夕食までに時間があるからYouTube見る。といった具合に。

この行動の根底には退屈への罪悪感があるのではないでしょうか?

近頃、同世代の人と話していて非常に感じることとして「趣味がない」ことが挙げられます。休日になっても何していいかわからない。好きなことやりたいことなんかない、そういった人が多いです。

なぜか?

退屈へ罪悪感がある人へのメッセージにもなりますが、「退屈は創造性の充電である」ことが研究結果として示されています。これを基に考察を行うと、趣味がない人というのは今までそういったものに触れる時間がなかったとともに、退屈な時間を駆逐してきたのではないでしょうか?

日本は成熟した社会なので、例えば偏差値の高い大学に入るためにすることには一定の筋道があります。そして中学から高校までの多くの時間を費やします。いまどき、中高生が休日にキャンプに行ったり絵をかいたりなんて聞きませんよね?(稀にいらっしゃるとは思いますが)

すると、自分から出力すること、つまり創造性が育成されないということにつながります。趣味は時間があるからやるというよりもやりたいからやるものなので、創造性・出力することの意欲がなければなかなか始められません。

しかし安心してください。創造性は非認知能力の一部とされていて、若いうちでなくても育てることができます。明日から小さく始めれば全く問題ありません。

そして子供をお持ちの方にお願いです。テストで点数を取るための勉強だけではなく、社会に出てからのことを勘案して、広い世界を見せてあげてください。

親御さんが昔のめり込んだ趣味でも、生きたかった場所でも、作りたかった料理でも結構です。子供は我々が思っている以上に大人、特に両親の背中を見ています。

暇だからしていることはやりたいことではありません。邪魔されたからといって怒るようなことではありません。他人の行動によってムッとしたときは一度冷静になって本当にやりたいことをやっているか考えてみてください。

そして、本当にやりたいことをやりたいときに行動に移してください。


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