過去2度の大リバウンド

私は、1年で体重を30㎏以上減らしたことが2回あります。1回目は19歳から20歳の時に105kgから72kgまで減りました。2回目は32歳から33歳の時に124kgから88kgまで減りました。

しかし、2回とも数年後に120㎏以上までリバウンドしてしまいました。ダイエットは、痩せることよりも痩せている状態をずっと維持するのが何倍も難しいのです。

私はこれまで行っていたダイエット方法は食事量を大幅に減らすものでした。主に朝、昼をほとんど食べずに夜だけ普通に食べる。運動はほとんど行わないというものでした。

そして、今までのダイエットの動機は、「モテたい」、「周りから評価されたい」、「太っていたことを馬鹿にしていた奴らを見返したい」という外的要因でした。

そして、いざ痩せてみると、確かに太っている自分を知っている人からは多少は評価されました。異性の反応も太っているときよりは多少マシになりました。時間がしばらく経過すると、痩せている自分の姿が当たり前になり、痩せたことについて誰も何も言わなくなりました。確かに外見を馬鹿にされることはなくなりましたが、ただそれだけでした。

その後、急激に痩せたことによって筋肉量が減少し、少し多めに食べてしまうとドカっと体重が増えてしまうストレスとの戦いが始まりました。しかも、ドカっと増えた分がなかなか減ってくれません。

その日々が続き、1回目は仕事や慣れない環境によるストレス、2回目は家庭問題や将来の大きな不安によるストレスに耐え切れず気が付いたらダイエット前の体重以上にリバウンドしてました

その後、体重もどんどん増えてついには血糖値やヘモグロビンA1cも糖尿病の状態まで膨れ上がりました。5年以上前までは元気で丈夫だった両親も病であの世に旅立ちました。

そこで、私は「このままだと早死にしてしまう。良くても体が不自由な生活を強いられることになってしまう。せっかく、両親から元気な体を授かったのに、楽しく生きることができなくなる」と思い、初めて内的要因でのダイエットを始めることになりました。

今回は、食事の量も減らしてますが、週に1回トレーナーをつけて筋トレを行ったり毎日の体重に一喜一憂せず、あまり焦らず長期的な視点で体重を見るようにしました。

それでも、4か月で体重は15kg以上減少しました。もちろん、親戚や友人等の付き合いで外食やお酒を飲んだりすると、一時的に体重は増えてしまいますが、また元の生活に戻すと数日で増えた分の体重は減ってくれます

血糖値も一時期は500を超えたりしてましたが、今は100前後まで落ち着き、ヘモグロビンA1cも最大12を超えるほどでしたが、今は6まで下がりました。

体重や外見ばかり気にするのではなく、今はどうすれば良好な体調でいられるのか、どういう食事を摂ればいいのか、どうすればより元気な状態になれるのかを勉強するようになりました。

2度の大リバウンドはすごく辛い経験でしたが、この2度の経験がより自分を成長させてくれたのかなとも思いました。

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