つくり置きの日の夕ごはん︰小松菜と人参の煮浸し
水曜日は、いまや珍しい1日外仕事の日。すれ違いで夜は広瀬さんが外仕事で不在。朝のうちに鶏ロースと、小松菜の煮浸しをつくっておく。
鶏ロースは、大原千鶴さんのレシピ。ネットでレシピを調べるとき、最近は「みんなのきょうの料理」を見ることが多い。プロの料理家の方のレシピが見れる、というのはもちろんこのサイトの良さだけど、わたしは「つくったコメント」がいいと思っている。むしろ「つくったコメント」があるから、このサイトを見に行きます。プロのレシピを、それぞれの家庭で好き勝手にアレンジしている様子がおもしろく参考になり、ここで得るTipsも多い。この鶏ロースは、サイト内でも人気メニュー。
しょっちゅうつくるのにレシピに書いてないおかずがいくつかあるけど、この鶏ロースもそう。調味料の配分が覚えられないので、つくる度にサイトを見て、前回つくったときのことを思い出してうす口醤油を少なくしたりだしを多くしたり、毎回なんやかんや加減してつくっている。レシピに書いておけばいいのだけど、なんとなく大原さんの笑顔を見たいのかもしれない。
昨夜のうちにつくっておいたきゅうりと揚げの冷やし鉢も、同じく大原さんのレシピ。去年きゅうりがたくさんあるときにつくってみたら思いがけなく美味しくて、夏になったら必ずつくろうと決めた。家族みんな好きなおかず。
小松菜と人参の煮浸しは、祖母や母がよくつくっていたしろ菜の煮浸しを思い出してレシピにしておいたもの。小松菜でつくるようになったのは、しろ菜の煮浸しに対してあまり魅力を感じなかった子ども心の名残りか、年中安く買えて辛みのある風味を持つ小松菜に惹かれたからか。うす揚げがだしを含みつつコクを出してくれる。これをつくる度に大豆製品ってエライなぁ、ありがとうーと思う。今日は厚揚げでつくったので、食べ応えもある副菜になった。
昨日食べ切れなかった鶏とセロリのトマト煮と、大量にある人参+なめたけ(つくり置き)で手早くつくった人参しりしりで夕ごはん。トマト煮は、味が落ち着いて昨日より深みがある感じに進化していた。これだけ洋風だな浮くなーと思ってたけど、意外としっくり。人参しりしりの味付けは、なめたけと鶏ロースのだし(ほんの少し)だけ。人参のオレンジと、卵の黄色が目にもうれしい。ごはんにもお酒にも合う、だしの旨味で幸せな和風のごはん。
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