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初志貫徹した日の夕ごはん︰ミニトマトのはちみつマリネ

最近、大前みどりさんにnoteで教わった“ざんまい化”メモを試している。

(どこにもざんまい化メモ、とは書いてないです…わたしが勝手につけた愛称です。)

やらねばならぬことを、やりたいこととして声に出し書き出す、という取り組み。これ、良いです。自分が無視してた心模様に気付くし、何よりやらねばならぬことへ着手するまでに必要とするエネルギーが、格段に少なくて済んでる気がする。

料理でもやってみようと思い付いた。昨日業務スーパーに行ったから、冷蔵庫に結構な量の野菜がある。そろそろ使わないといけない野菜を思い浮かべる。セロリ、新玉ねぎ、なす、人参(生協の宅配で届くことを失念して、うっかり業務スーパーで買ってしまった)。セロリは絶対だなーあとは半分にカットされた新玉ねぎも。

・セロリを使う→セロリを絶妙!って感じで使いたい

・半分残った新玉ねぎを使う→半分残った新玉ねぎをいい感じで使いたい

(絶妙!って感じで…とかの言葉を加えるのも、わたしが勝手にやっていることです。声に出してみたら言葉を加えたくなる。欲張り。)

あとは残ったおかずを食べ切りたいなぁ。ミニトマトのマリネは今日食べ切ろう。焼きなすは茶碗蒸しでしょ、そうそう、あとディルはきゅうりとサラダにするのだ。ふふふ。

・ミニトマトのマリネを食べ切りたい

・焼きなすで冷たい茶碗蒸しをつくりたい

・ディルたっぷりのきゅうりサラダしたい

…こんな調子で、最初から「○○したい」と書いてしまうものも結構あった…っていうか、しないといけないと思っていることが特に料理においては少ない。この後に、春菊のサラダも献立に追加したのですが、そのときはこんな感じ↓で、すでに心はやるぞモードになっているのだった。

・春菊をゆで卵と洋風サラダにしよう

さて、今日も茶碗蒸しからスタート。娘さんが食べる時間に間に合うよう、冷たくしたい。冷蔵庫から、だしと焼きなすのタッパー、卵は2個取り出す。1個はミルクパンでゆで卵にしよう。もう1個をボウルに割り入れ溶いて、焼きなすの漬けだしとだしを合わせて1カップにしたものを加える。焼きなすを小さく切って茶碗蒸し用の器3つにそれぞれ入れて、そこへ卵液を注いでいく。ミルクパンの方が沸いてきたので、火を弱めて8分のタイマーをセット。茶碗蒸しもシャトルシェフに入れる。ゆで卵の出来上がりと同じくらいのタイミングで保温鍋に入れたらいいだろう。タイマーが鳴るまで、春菊をそうじしながら葉をちぎり、ザルに洗い上げていく。

きゅうりをうす切りして塩をしたら、フライパンにお湯を沸かしつつ、鶏とセロリのトマト煮の下ごしらえを進める。新玉ねぎは、半分残っていたのをいったん全部うす切りして、サラダ用に3分の1くらいもらってみじん切りする。それぞれボウルを分けておく。セロリは太いところは大きめに切り、細いところや葉をむしって残るところは刻む。切ったそばからうす切り玉ねぎのボウルへ。さて、そろそろお湯が沸いてきた。春菊の香りや歯ごたえが残るように、茹でるのと生の間くらいにしたいので、お湯を春菊にザバーとかけて水切りしておく。

続きできゅうりの水気も軽く絞る。みじん切り玉ねぎのボウルから大さじ1~2くらいもらって、あとはディルと塩こしょう・レモン汁・ちょっとだけ砂糖とマスタードで和えて、きゅうりのサラダの出来上がり。何を盛っても映えるので買って良かったと思っている、青の器に入れて冷やしておこう。空いたボウルを洗って、トマトとにんにくを切って入れておく。ボウルを分けるのは、玉ねぎ&セロリとは入れるタイミングが違うから。鶏肉はカット済みのパックなので、フライパンに火をつけてから塩こしょうして、どんどん焼いていけばいい。すぐひっくり返したくなる気持ちは押さえて。この間に春菊のサラダを仕上げよう。みじん切りの玉ねぎの残るボウルに春菊の軸を刻んで入れ、ゆで卵を手で崩しながら入れ、マヨネーズと塩こしょう。春菊とハムも入れたら出来上がり。

鶏肉はハムを切る頃にはしっかりこんがり焼けた。ひっくり返して玉ねぎとセロリを入れて、なんとなくしんなりしてくるまで炒めていく。白ワインビネガーを入れて、酸味を飛ばしてからトマトとにんにくを入れる。トマトがなんとなく崩れてきたら、水とスープの素とケチャップを入れて煮詰めていく。このレシピはネットで見たチキンのトマト煮のアレンジ。元レシピにはセロリは使われてなかったので、味付けだけ参考にさせてもらった。最後にオイスターソースを入れる、となっていて、これがきっとコクを出すポイントなんだろうなと思いつつ。

いただきますの直前に冷蔵庫からミニトマトのはちみつマリネを小皿に出す。きんきんに冷たくして美味しいマリネ。数日前につくったときより格段に美味しくなっていた。レシピにはオリーブオイルが入ってますが、なくても全く問題ない。というか、ない方がさっぱりして今日の献立には良かった。ミニトマトを湯剥きするところが面倒くさいような、コツコツとした作業にやりがいを感じるような、そんなレシピ。

ざんまい化メモも全て消化。心置きなく白ワインを味わう夜。

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