こどもの日の夕ごはん︰厚揚げの甘辛煮
朝からぐんぐん気温が上がっていく。油断していた昨日の反省をふまえて、涼しい服装でいつもの公園へピクニックに行く。ビールと、昨夜残ったマカロニサラダも持って行こう。娘さんはシャボン玉をやるのだと意気揚々としている。
公園に着いたら、シャボン玉→すべり台→ブランコと、ひと通り遊ぶ。その間に広瀬さんがハンモックを吊ったりシートを敷いたりする。それからランチ。ビールが美味しい。娘さんは暑さもものともせず、蟻を観察したり走りまわったりしていた。連休中何度も来たこの公園は、人が少なくて静かで本当にすばらしい。もう蚊が飛んでいたので、次来るときは虫よけがいるねと話す。
さて家に帰って、今日はこどもの日。娘さんの好物をつくろうと茶碗蒸しをつくる。今日は熱かったから、冷やし茶碗蒸しにしよう。心持ち味付けをしっかり目にして、具はしいたけとオクラ。最初につくって冷ましてから冷蔵庫に入れておく。
娘はとにかく豆製品が好き。納豆に豆腐、甘味ならあんこ。だしの味も好きで、体調がイマイチなときでも高野豆腐なら食べる。厚揚げの甘辛煮も同じく、大好物のひとつ。作り置いて2~3日は食べられるのもいい。厚揚げは2枚1パックだったので、1枚を甘辛煮にし、もう1枚は、大人用の今夜のお菜にカリッと焼いて大根おろしをのせて食べよう。
ひと足早く夕ごはんにする娘さんのために、他にもなめたけ入り卵焼き(いつもは喜んで食べてくれる)など用意したが、遅いおやつ(柏餅)がお腹にたまったからか昼間の疲れからか、イマイチ箸は進まず。腐心して整えたものへの反応の薄さにガーンとなる。子育て生活の中で一番ネガティブな気持ちになるのはコレかもしれない。
自分自身も、食欲旺盛な方ではなかった。子どもの頃、母に怒られたとか母の機嫌を悪くさせた記憶は、たいてい食卓での記憶だ。だから娘さんの気持ちもなんとなく分かる気がするし、そもそも無理やり食べさせることはできない。ないのだけど、それでも残念な気持ちにはなってしまいますね。仕方ないので、大人用のおかずの準備に気持ちを切り替える。やがて、明日は彼女が美味しくしっかり夕ごはんを楽しめる工夫(おやつを軽くするとか)をしようと考えるようになる。あと、若き日の母にその節は本当にごめんなさい…とも。今年はそんな、こどもの日。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?