便利に堕落してしまったあなたへ
最近、コンビニに行くのをやめ、自販機も使わない生活を続けています。
別に意識高い系を目指しているわけでも、誰かの影響を受けたわけでもありません。ただ、便利すぎる生活が当たり前になっている今。
自分がどれだけ”便利を便利だと思っていないのか”に気づいたからです。
ボクたちには、歩くための身体があり、考えるための頭があります。
でも、技術の発展とともに、便利な道具に頼り、その身体や頭を十分に使わなくなってきている気がします。もしかすると、ボクたちは便利さを追求することで、知らず知らずのうちに「怠惰になるための装置」を自ら作ってしまっているのかもしれません。
便利であることがなんなのか
便利であること自体は悪いことではありません。むしろ、誰かが心を込めて整えてくれた「舗装された道路」のようなもの。
それを使えば確かに早く目的地にたどり着けるし、効率よく動ける。
でも、その便利さを当たり前に受け入れてしまうと、自分が本当にどこに行きたいのか、何を求めているのかを考えなくなってしまう気がするのです。
あえて「不便」を選ぶのは、自分にとって大切な資産になるんじゃないかと思います。不便を感じる中で、自分の足で動く力を取り戻し、不便を解決しようと考える力が鍛えられる。それは、ただ効率的に動くこと以上に大きな価値を生む気がしています。