水分量と体重について
いつもお世話になってる魔法の言葉
水分量
体重の増減で説明がつかない現象が起きたとき、
「こりゃ水分量の仕業ですな」
この便利なワードですべてを解決してきました。
その便利な幻想を！
今こそ体組成計がぶち壊すッ！
体組成計と体脂肪率
体組成計で測れるものの一つに体脂肪率があります。
この体脂肪率なんですが今回のダイエットで一応記録はしています。
そう、記録していても公開してないんです。
その数値自体に意味はないと思っているので。
体脂肪率に意味はない？
体組成計で体脂肪率を測定するとき１日で１％も変わってたりするのって見たことないですか？
ボクはあります。
なんなら一日の中で上がったり下がったりそんなわけねーだろって変化をすることもザラです。
そんな体脂肪率に意味はあると思いますか？
ボクはそうは思いません。
ただ、意味はないんですが価値はあると思ってます。
体脂肪率の価値は
体脂肪率に意味はないけど価値はある。
一見矛盾してますが、これは見方を変えると有用ってことです。
体組成計の体脂肪率は、体に電流を流して測定できる電気抵抗値をもとに身長・体重・年齢から算出されています。
体の電気抵抗値は時間単位で変化します。
詳しくはこことかで確認できます。（からだカルテ さん）
そして電気抵抗値が変化しやすい理由として水分量が挙げられます。
水が電気を通しやすいことは有名な話だと思います。
体内の水分量が増えれば増えるほど電流が通りやすくなり電気抵抗値は下がります。
そう、電気抵抗値の増減は水分量とほぼイコールなのです。
日によってどころか時間単位で変わってしまう体脂肪率
この値に意味はありませんが水分量の変化を数値で知ることができる。
ここに価値が生まれるのです。
体脂肪率の変化からわかる水分量
体内の電気抵抗値は水分量によって左右されます。
水分量が多ければ抵抗値は低くなり少なければ抵抗値は高くなります。
体組成計で計測できる体脂肪率に置き換えると、
体脂肪率が高いときは水分量が少なく
体脂肪率が低いときは水分量が多い
このような見方ができることになります。
この情報に何の価値があるのか。
それは実際の体重の変化について推測ができるという事に価値があります。
例えば１週間ダイエットに励んできたのに測定した体重が変化していない
そんな時に水分量を比較すれば実際に変化がなかったのか否かについて知ることができます。
具体的にどういうこと？
やっぱ具体例は欲しいですよね。
というわけでこちらをどうぞ
これは今つけてる記録の一部です。
黄色の部分を見ると11/30は体重が爆増して体脂肪率は減少しています。
これは11/29に酒をバカほど飲んでるのですが、その結果水分を多く含んで体重が大きく増加しているという見方ができます。
そしてこちらを見てください
黄色の部分を比較したとき、体重は変化してません。
１週間のダイエットは無駄だったのか・・・
そんな心配は無用です。
なぜなら体脂肪率もとい水分量が変化していることが数値で分かるようになったからです。
11/29は水分量が少ない状態で12/9はそれよりも水分量が多い状態。
水分なんてちょっと水を飲まなければすぐに減るような代物です。
つまり同じ97.8kgでも12/9は明らかに痩せているという見方ができるのです。
よかった。
まったく減ってないわけじゃなかったんだ・・・！
そういう心の平穏を助ける役割もあれば純粋に体重が増えてしまったことがわかり反省すべき材料にもなります。
これが幻想をぶち壊す、言い訳を許さない数字の力なのです。
おわりに
実は表の中で触れてない部分があります。
それはここです。
12/3はバカ食いしちゃった日なんですけど当然酒も飲んでます。
その割に翌日の体重に変化がなかったり水分量（体脂肪率）が変わってなかったりと不思議な状況になってます。
これよく覚えてないんですがあんまり水を飲まなかったような気がするんですよね。
あとは寝つきが悪くて睡眠不足だったりすることもあったりで・・・。
結局何が影響してるかわからないですがおかしなことになったという結果だけ残ってるんです。
都合の良い結果だけ取り上げようとしてるわけではないのですがこの辺りはまだ情報不足というか説明がつかないままですね。
なんにしろ水分量の影響と体組成計の体脂肪率がそれを推測する材料であることは間違いないと思ってます。
今後もこの辺りは気づいたことがあれば取り上げたいと思います。
今回はこんなところで
また次回！
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