スーパーバイザーの反省
私が従事している事業所の地域には計画相談支援事業所の連絡会というものがあるのだが、毎月事例検討をしている。
そして、私はその会の中でスーパーバイザーとしての役割を担っている。
先日、事例検討の方法が変わって(これまでのやり方は割愛)久しぶりにスーパーバイザーを担当したが、うまくまとめられなかった。
事例検討ではあるが、資料は担当事業所の事務負担削減のため簡易的なもので事前の確認、精査はなし。
つまり当日その場で進めなければいけない。
今回の事例提供の内容が、入院中の生活保護申請はできるのか?といった行政への質問のようなものになっていたということもあり、制度上で分からないことを確認する場、という内容になってしまった。
他参加者もいたが、制度の確認になってしまい…。
違う、これはスーパービジョンではない。
そう思いつつも、結局最後まで話の流れを変えられず終える。
提供の内容が内容だけに仕方がないか?とも思っていたが、なんだかモヤモヤ…。
どうすればいいか考えてみた。
そう、これは計画相談支援事業所の連絡会。
計画相談支援におけるステップを確認すればよかったのだ。
契約やアセスメントをどのようにしたのか。
どのようなサービス等利用計画を作成したのか。
担当者会議をどのように開催したのか。
モニタリングをどのように行っているのか。
これを確認するだけでも意義はあるだろう。
「医療と連携できない」と言う声はよく聞くが、上手くできなければこちらから担当者会議に呼びかけることだってできる。
終わってしばらく考えてやっと気づいた。
まだまだ力が及ばず。
そんなことをまとめようと思った今回の記事は、きっとセルフスーパービジョンなのでしょう。
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