期の始まりは社員全員でディスカッション
こんにちは。とあるベンチャー企業でひとり人事をしている朱夏です。
弊社は12月に期が改まりまして、期初の今月はいろんな全社会議があります。
10日の金曜日には、その第1弾として会社のビジョンを考える全社MTGが開催されました。
人材開発を生業としている弊社が、これから顧客、社会に向けてどういう学習体験とその先の組織像を発信していくのかを指し示すために、先期から「新ビジョン(仮)」が打ち出されておりました。
ただ、あくまでも(仮)であったことと、ビジョンがまだまだ浸透していないこともあって、期が改まるこのタイミングでやっと社内メンバー全員で考える場を持つこととなりました。
詳細を話すと長くなってしまうので、今日はその全社会議がどんな場だったか、個人的に思ったことを手短に書いていきたいと思います。
場の雰囲気がとても前向きだった
今回の全社会議では、年次・役職問わず社内メンバー全員でグループに分かれて「今のビジョン(仮)をよりよくするためのキーワードを考えよう」というテーマでディスカッションを行いました。
今あるビジョン(仮)を叩き台にしてより良いものを探っていくディスカッションなので、下手すると今のビジョン(仮)をただただバッシングするだけになっちゃわないか内心ちょっと不安だったのですが、、
どのグループも非常に前向きで、「どんなキーワードだったら自分がしっくりくるか」を真剣に考えていたように感じました。
そして、出てくるアイデアにはメンバーそれぞれがお客様と関わっていく中で経験したことや感じたことがしっかりと表れているなとも感じました。特に若手メンバーにその傾向が強く、個人的にとても嬉しいポイントでした。
マネジャーの言葉で、場の安全性を感じた
「ビジョン体現にあたっての組織の課題と改善策」をディスカッションしている時、同じグループにいたマネジャーが場をやんわりとまとめてくださっていたのですが、
「まずは、私たち一人ひとりができることってなんだろう?」
という投げかけでそれぞれが自分ごととして考える方向づけになったり、
「それは組織で取り組むことだよね。つまりは私たちマネジャーの課題ということだね」
という一言で、率直な意見が言いやすくなった場面がありました。
全社会議で扱うテーマが会社全体になると、どうしても「会社が悪い」「上位層が悪い」みたいになってギスギスしかねないのですが、このマネジャーの声かけによってフラットに課題と改善策を考えることができたように思います。
これは私も真似したいなと思いました。
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私も一昨年は全社会議の企画側にいたのですが、やはり年次も役職も異なるメンバーが集まって前向きにディスカッションするのはとても難しかったです。
去年、参加者側で全社会議に参加した時は「1秒でも早くこの場を去りたい」と思うくらいしんどかったのですが…^^;
今回は安心して場に臨むことができました。
この全社会議は全3開催なので、次も前向きに議論できたらいいなと思います。
それでは今日はこの辺で( ˘ω˘)