台湾で見つけた詩
お久しぶりです。
9月に友人と2泊3日の台湾旅行に行ってきました。
台北の永康街、故宮博物院、九份、迪化街に行ってきました。
初めて台湾に行きましたが、現地の方々と中国語でなんとかやりとりでき、嬉しい限りです。
中山駅近くの誠品書店で購入した詩集がとても良かったので、ご紹介します。
誠品書店は、台湾の大型書店チェーン店だそうです。日本の蔦屋のような雰囲気のところでした。
意外なことに、日本の書籍がたくさんありました。
雑誌が特に多く、絵本も日本の絵本の翻訳版が目立ちました。
他にも、「今週の本」のようなおすすめコーナー、哲学、実務、参考書コーナーなどがありました。
私は、海外旅行をしたなら、現地の書店に行き、その国の本を買うことが夢でもありました。
どの本を買おうか、うろうろしていると、詩集のコーナーがありました。
余光中という台湾人の詩集に目が止まりました。
女性を植物に喩え、美しい言葉がしたためられており、繁体字には不慣れだった私ですが、読みたいと思い、購入に至りました。
余光中氏は、1928年に生まれ、2017年までご存命であられ、台湾ではとても有名な詩人で、多くの詩や散文、翻訳書を残した人物です。
詩の中には、分からない単語もありますが、気になるところは調べ、なんとなくわかるところは推測し、読み終えました。
韻を踏み、喩えが美しいと感じるところが多々あり、読んでいて感嘆するばかりでした。
何度でも読み返したいと思う詩集を旅行中に買うことができました。
台湾の書籍はAmazonではほとんどがKindleのみの販売なので、紙の書籍で買えたことが大変貴重だなと思います。
その他、台湾では様々なモノに触れ、大変有意義な旅となりました。台湾にもう一度行きたいわん。