大切なのは子供に戻ること。感性に生きること。
ぼくには小学生の娘がいます。
子供って「今」「目の前」を一生懸命生きていて、それをほんとに分かりやすい形で表現してくれるんですね。
その純粋な姿に教えられることが、ほんとに多くて。
子供は生きるお手本
自分の興味のむくこと、目の前で自分の感じていることが全て。
あれがしたい、これがしたい。ヤなことは絶対にしない。今すぐアイスが食べたい、今日は寝る前に絶対テレビが見たい、片付けなんてしない、謝りたくない。。
そんな全てを一生懸命表現してくれる姿は本当に可愛いらしいと思うし、今しかない貴重な時間だなーって。
昨日あったヤなことや、明日起こるだろう面倒ごとなんて頭に無い時間で溢れてるんだろうな、きっと。
面白い遊びを見つけたら、まさに自分の全てを預けるかのように没頭する、集中する、その時間を楽しみ尽くす。
今に意識を集中する、雑念なんてやって来る前に目の前の感覚に意識を集中する。
まさに子供こそが生きるお手本だと思ってます。
大切なことは子供に戻ること
子供って、無意識なりに自分の感性をとっても大切に扱ってるんだと思っていて。自分の感じることや自分の感性、そういった代替のきかないものの大切さや希少さを直感的に理解してるんだろうなって。
・自分は一人で孤独だということ。
・寂しいとか言ったって、どこまでいっても自分は一人だということ。
・代替がきかない貴重な存在として、いつでもどこまでも自分は一人だということ。
だからいいんだと思う。
そんな、「一人きり」の自分の感じることだからこそ価値がある。
誰が何を言おうが、周りがどんな評価を下そうが関係なく、価値がある。
一人きりの自分が感じたこと、その感じ方。
それを感性と呼ぶなら、その感性こそ、ぼくらが何より大切にするべきもの。
嬉しさも喜びも悔しさも悲しさも違和感も、そして言葉にできないグチャグチャした想いも、全ては自分にしか感じることの出来ない宝物。
そして、それを大切に出来るのは自分しかいない。
歳を重ねる度に思うことがあります。
それは、人生何とかなるということ。
そして、人生なんとかなる、という思いを支えるのは自分の感性であり、それを認める心の余地にあるということ。
子供は、そんな大切なことを直感的に本能的に理解して日々生きてるんだと思います。
だから、
大切なことは、子供に戻ること。
子供に戻って心のスペースを取り戻すこと。
そうして、感性に生きること
なんだと思います。