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忙しい日々の中で見失ったもの。~心の余裕と温かな時間の大切さ~


1. 出産前の私:仕事中心の日々

仕事中心の生活
育休を取らずに
早期復帰を考えていました。

出産の痛みを乗り越えた後、
赤ちゃんをすぐに愛おしく思えるのか、
そんな不安も
正直ありました。

2. 出産後のリアルな感情:愛情はすぐに湧くのか?


私の場合、
陣痛も軽く短時間で出産。
赤ちゃんと初めて対面した瞬間、
すぐに強い愛情が湧くと聞いていましたが、
私の場合は
実感が湧きませんでした。

しかし、
赤ちゃんを抱っこし、
その温かな体温を感じ、
じっと見つめ合う時間を
重ねるうちに、
愛しさが増していきました。

泣いても、
夜泣きしても、
その愛しさは変わらず、
守ってあげたいという気持ちが
芽生えました。

誰かが抱っこすると
不安や心配になることもあり、
愛情は徐々に深まっていきました。


3. 産後6か月目。仕事と子育ての狭間で失われた時間


産後の体調が早く回復し
会社からの連絡もあり
仕事へ復帰。
仕事と家庭と子育てに
追われる日々が
始まりました。

赤ちゃんを見つめたり
抱きしめたりする時間や
余裕がなくなり、

愛しいと思うよりも、
時間があれば
携帯やパソコンを開き
仕事をしたり、
家事をしたり、
保育園の準備をしたり、
赤ちゃん以外の時間を
優先していました。

4. 変化のきっかけ:心の余裕を取り戻す



久々にあった友人から
「最近、あなたらしくないね」
最初はイライラし
無視していました。

何が変なのか。
家事も育児も仕事もしているのに。

そんな中、
インフルエンザが蔓延し
保育園が休みに。
私も強制的に
お休みに。

私自身に
余裕ができたとき、
赤ちゃんを
抱きしめたり
見つめたりする時間が
最近
なかったことに気づきました。

愛しているけど、
「かわいい」
「愛しい」
「大切だ」という
最初の気持ちを
忘れていた気がしました。


5. 赤ちゃんと私の変化



落ち着いて
少しの時間だけでも
心の余裕を
もつように
無理しないように

自分を大切にする時間を
作ることができるように
まわりに
協力も求めました。

赤ちゃんに
求められたら
抱きしめる。
見つめあう。
微笑む。

赤ちゃんが
何をしても
「愛しい」
そう思う感情が
戻ってきたような
気がしました。

なんで
あんなに
余裕が
なかったのか。

面倒だと
一瞬でも
思ったのか。

今では
わからないほど
「いとおしい」
という感情ばかりです。


6. 赤ちゃんと親の絆を深める大切さ


赤ちゃんとの
触れ合いや見つめ合いは、
親自身の心にも
深い影響を与えます。

赤ちゃんの
温かな体温や視線を感じることで、
親としての愛情や喜びが
増していくことがあります。

しかし、
仕事や家事に追われる中で、
そのような時間を持つことが
難しくなったのだと思います。

7. 完璧でなくてもいい:「幸せな母親」でいることの意味


心理学者で
神経科学者の
アナ・アセンシオ氏は、
母親が完璧を求めすぎると、
孤独感や気分の落ち込みを
招く可能性があると指摘しています。

彼女は、
母親自身が自分を大切にし、
感情的な調和を求めることの
重要性を強調しています。

自己要求を高めすぎることは、
疲弊につながるだけであり、
母親が幸せであることが
子供にとっても重要であると
述べています。


8. まとめ:心の余裕と温かな時間を大切に


赤ちゃんとの時間を持つことは、
赤ちゃんの成長だけでなく、
ご自身の心の安定や
幸福感にも寄与します。

忙しい日々の中で、
赤ちゃんと過ごす温かな時間を
意識的に作ることで、
親子の絆が深まり、
愛情も自然と育まれていくでしょう。



最後に、
赤ちゃんは完璧な母親を
求めているのではなく、
幸せで安定した母親を
必要としています。

ご自身の心と体の健康を大切にし、
無理のない範囲で
赤ちゃんとの時間を
楽しんでほしいと
思います。


やさしさのカフェでは、
親子の
力に
少しでも
なれたらなと
思います。


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