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ホームスクーリングをするための戦略を考えよう! その5
05 学校の協力は必要不可欠だということ
ホームスクーリングを行なったとしても、日本の義務教育下では学校に所属しないという選択は採れない。これは日本独自の法律的解釈。児童を取り巻く環境の中で、周囲というものはそれほどシンプルではないということに留意したいのです。
そう、私が住んでいるのは日本。海外ではどういった解釈が…といった話は残念ながら通用しません。
意識の改革は必要ですが、それを他者に押
ホームスクーリングをするための戦略を考えよう! その4
04 最初の協力者は両親、そして寄り添う目的とその在り方
周囲に振り回されないように私たちは子供を守るあらゆることを考えなければならない。前段でも述べた通り『子供は責任能力がない』という建前があるので本人の意に反して、周りが本人の境遇を勝手に決めつけて、勝手に押し込むことがあります。
そうすることが客観的な視点において、大人たちにとっては安心で、考えなくていい問題だからです。
大人たちは考え
ホームスクーリングをするための戦略を考えよう! その3
03 勘違いから向けられる善意の話
でも不登校って社会に馴染めないって証拠だし、心の病気みたいなものでしょ?
こういった勘違いをするのは何も親だけではないということ。そしてこれが本当に厄介な話になります。どういう話? と、思うかもしれませんが…。
例え話をすると上記の内容を知らなかったとして、近所の不登校児童をあなたはどう思うか? という話です。そう、周りの人はどう思うか? これが実に厄介極
ホームスクーリングをするための戦略を考えよう! その2
02 義務教育の法律と解釈、ホームスクーリングの違い
まず前提条件としてさ。日本は9年間の義務教育を憲法と法律で担保している。担保っていうのはさ、なんでそれが常識になったのかな? の大元の話ね。
じゃ、その法律にはなんて書いてあるか。簡単に説明すると、
児童には基本教育をしなくちゃダメ。なので国が教育を無料で受けられる機関、「学校」という基本教育を教える教育機関を作ったので児童にはそこに通い、
ホームスクーリングをするための戦略を考えよう! その1
息子が不登校になったので不定期に更新する予定です。
宜しくお願いします。
01 ホームスクールという提案
まず、ホームスクーリングとは何ぞ?と、いうところから簡単に説明をしようと思う。
ホームスクール、その名前の通り「自宅を学校にしちゃおうぜ!」という発想の言葉。日本ではあまりなじみがない言葉だけど、世界規模でいえば徐々に浸透しつつある学習の形式だ。
こういうのをオルタナティブ教育形式と言うん