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2月7日は私たち夫婦の結婚記念日!実は2月11日も結婚記念日という謎の理由?
本日2月7日は私たち夫婦の結婚記念日なんですよ。(^o^)/
もう遙か昔になっちゃったけど、1月下旬の私の誕生日が来て晴れて20歳の成人になったあとに入籍して結婚した記念日が2月7日なんですよ。
実はこのことで1年前の2月11日に投稿した記事があるんですが、建国記念の日でもある2月11日を、自分たちの家庭をスタートさせる意味合いを重ねて結婚記念日にしたかったんですよね。
ほら、結婚記念日を建国記念の日でもある2月11日にしておくと、毎年結婚記念日になると国民の祝日を国中で祝うのが、自分たちにも向けられているようで気分もいいですし、忘れることも無いですもんね。(^_^)b
まぁ、そんな魂胆もあって2月11日を結婚記念日にしたかったんですよ。
それがなぜ、2月7日と2月11日のダブルで結婚記念日を持つことになったのかと言うと、そこには20歳になったばかりの世間を知らない私たちの失敗があったんですよ。
いや、失敗と言うより振り返ってみると、得をしたと言えるのかも知れないですね。(^_^)b
どういう経緯で2つの結婚記念日を持つことになったのかは、こちらの記事に書いてあるんです。
この記事では「建国記念の日を結婚記念日にしようとして失敗した話。」というタイトルになってますけど、内容的には「建国記念の日を結婚記念日にしようとして2度も記念日をもらった話。」のほうが相応しいでしょう。
わざわざ過去記事にまで読みに行く人はいないと思うので、肝心の経緯が分かる部分を掲載しておきますね。(^_^)b
2月11日を結婚記念日にしようと決めて、行動を起こした私たち夫婦は当時住んでいた杉並区荻窪のアパートから、徒歩で10分そこらの区役所の支所(だったと思う)まで婚姻届を提出に行ったんです。
婚姻届けにもふたりのハンコを押して、保証人欄にもしっかり署名をしてもらい保証人の印鑑をもらって、2月11日を結婚記念日にするための用意を準備万端整えて、その日に備えたんですよね。
もちろん当時の私たちは、私が20歳になったばかりで彼女が21歳と、ふたりとも若かったので、当然ながら共働きで働いていました。
それもふたりともデパート関連という流通業界で働いていたために、休日は平日にとるしかなく土日や祝祭日は繁忙日になって忙しいもんだから、休みをとることができなかったんですね。
そこで私たちは、2月11日(その日は日曜日だった)の祝日前にあった大安吉日の水曜日(7日)に婚姻届け出をすることを考えたんですよ。
2月7日の水曜日だと店舗が定休日なので、二人とも仕事を休まずに済むし何より大安吉日だもんね、ってことで7日に出かけることに決定!
そんなこんなで、大安吉日の2月7日の午前中に(ほら、朝の内が縁起がいいっていうしね)ふたりでお手々つないで、区役所の支所にルンルンしながら出向いたんですよ。
支所の窓口に着いた私たちは、厳かな気分を醸し出しながら、ついついにやついてしまう顔を必死でこらえながら、ついに婚姻届けを提出したのです。
晴れて入籍ですよ、それも建国記念の日を結婚記念日にするという・・・。
すると、婚姻届を受け取った窓口のオバさんが予想外の事を言うじゃありませんか・・・。
「あら、日付間違えてるわね?印鑑持ってる?」
はい!もちろん、こんなこともあろうかと準備万端、しっかりハンコは持参してますよ。
「はい!持ってきてます!」と、自慢げに私。
「じゃあ、こことここに印鑑ね?」と、窓口のオバさん。
「これでいいですか?」と、オバサンの顔を伺いながら、私。
「はい、いいわよ。じゃあ7日に変更しておきますね。」
「・・・ん?・・・ちょっと待ってください、7日って今日ですよね?」
「そうよ、今日よもちろん!」
「えッ、エッ、ええぇぇ~? 私たち、11日なんですけど・・・。」
「でも、今日は7日だからね? 7日になるのよ、届け出日は!」
なんと届け出日の7日になってしまうというのだ、結婚記念日が!
考えに考え抜いた結婚記念日が、7日になっちゃうなんて・・・。
ここで引き下がっちゃ男が廃る、とばかりに、タフな交渉を開始しましたよ、当然だけど。(^_^;)
「そう言っても仕事で来れないんですよねぇ、11日には・・・。」
「そういわれても、決まり事だから、ね? あきらめて。」
「いや、困ります!困ります!何とかしないと・・・。」
こんなやり取りを繰り返した後にオバサンが言うのです。
「あなたたち、今日は大安じゃないの!ラッキーよ今日は・・・だから
今日の届け出にしておいて、自分たちの結婚記念日は11日と決めとけば
いいんじゃない?自分たちの中で・・・どう?」
グラッときたのね、どうしよ?どうしよ?どうするべいって悩みましたよ。
すかさず、オバサンのトドメがやって来ました。
「あのねぇ、結婚記念日にお祝いするときって、誰も証明書出せって言わないわよぉ~。」
オバサンが立て続けに畳みかけてくる・・・。
「あなたたちの心の問題だからさ、11日と決めたら11日でいいのよ。」
隣のオバサンまでが参戦してきました。
「それにさ、別に11日だけが結婚記念日じゃなくってもいいんじゃない?ついでに7日も結婚記念日にしたら?結婚届出記念日とかさ、そしたら人の倍よ!」
やられてしまった!
ふたりしてオバさんの笑顔に騙されて、納得してしまったのですよ。
若気の至りと笑うことなかれ、仕方がなかったのですよ、これしか。
そういうわけで、私たち夫婦の結婚記念日は、2回もあるのですね。
2月7日と2月11日の2回も結婚を祝えるのだから、これを失敗といえるのだろうか?
いやいや、失敗なんかじゃ無いよね、絶対に得してますよね。(^_^)b
窓口のオバサンに発想の転換で気づきをもらった、遠い遠い遙か昔の20歳になったばかりの結婚記念日の思い出なんですよ。
それ以来何十年も経過しているけど、いまだ誰にも2月11日の結婚記念日をきちんと証明しろと迫られたことは無いのですよ、当たり前かもしれんけどオバサンは正しかったのです。
最近は(いつからか知らない)休日でも窓口で受け付けてくれるらしいですよね、婚姻届けって。
それとついでに言っとくけど、届け出の時点で過ぎた日を結婚記念日に設定するのはアリみたいですよ。
未到来の日を設定できないということですね、当然だけど。
あれから何十年も経過しましたが、あのときの区役所の支所で窓口で相手をしていただいた、あのオバサンは何歳になられたんだろうか?
もしかしたら、もうすでに鬼籍に入られたかもしれないですね。
もし元気でお過ごしなら、お会いしてあの時のお礼を言いたいくらいですよホントに。
ちなみに昨年の2月7日に投稿していた記事はこちらです。^^
もう1つ、こちらの記事も投稿して2本の記事を公開しています。(^_^;)
ってことで、今回は
「2月7日は私たち夫婦の結婚記念日!実は2月11日も結婚記念日という謎の理由?」という結婚記念日のエピソードでした。
では!
記念日が ふたつもあるよ のほほんと。
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