台湾は日本よりやたらと幸福度が高いらしい。台湾事情に詳しい人の話。
新型コロナウイルスの対策などを見て高い評価をしている台湾なのだが、この台湾が幸福度においては日本より、やたらと高いという話をしたい。
私の友人が台湾の大学に留学したこともあって、台湾と日本との縁繋ぎのような仕事を始めた。もちろん台湾に現地法人を設立しその法人の代表でもあるのだが、彼からの情報によると新卒での人材採用がメインとなっている日本の就職事情に比べて台湾は中途採用がメインらしいのだ。
大学を卒業する段階では自分が何をやりたいのか、何に向いているのかが判らないというのがその理由の一つで、いったん仕事に就いてからも適性が合わないとか、キャリアアップで転職したり、もう一度学び直したりすることができる就職環境だというのだ。
だから新卒での就職合戦も激しくないし、採用する会社も大学の卒業歴より応募者の持つスキルや人間性など戦力としての人物評価が、より適正な形で実施されることから中途採用をネガティブに捉えていないそうだ。
いつでも中途採用するし、一斉に駆け込むような就職戦線が存在しないので不必要に焦ることもなく、じっくりと将来設計を組んで志望する職種や業界を決めることができるのだそう。日本の学生からしたら本当に羨ましい就職環境ではあるまいか?
そういう観点で人を評価する環境なので、学生側も一発勝負のような崖っぷちも味わうことなく、計画的にキャリアアップを積んでいけるので焦らずに済むし、会社側も学歴より人物本位の評価になるので、欲しい人材が獲得できるというものだ。お互いにミスマッチの時点でやり直せるし、ね?
新卒以外は採用しない、という硬直した現在の企業採用方針を続けていったら、優秀な人材は人物本位で中途採用が当たり前の海外企業にぜんぶ持っていかれちゃうよ。
まぁ横並びの日本企業文化では、そう簡単に改革できないのが実状だろう。
学生は新卒神話から卒業して、どんどんやりたいことに挑戦すればいい。
若いときの(年とってもだけど)経験はぜんぶ栄養分だから、あとの潰しが効くようになってくるから心配しなくて大丈夫だ。
そもそも必死で頑張ってやっとこさ、こぎつけた新卒採用の企業だとしてもこれから先、自分の生活をずっと保障してくれるわけではないからね?
若いあなたが家庭を持って、これからだ、というときには無くなってるかも知れないし、そんな旧態依然の会社だったら。
日本でがんじがらめを感じたら、台湾あたりに留学して本当に人間らしい生活、幸福度の高い生活を味わってきたらどうだろうか?
人生観、変わると思うよ。良い風に変わるよきっと。
若い人たちが積極的に行動することで、働き方も変わってこざるを得ない。
企業も副業を容認したり、リモートワークを取り入れたりと、頑張っている企業も増えてきたのは間違いないけど、まだまだこれからだ。
若い人だけじゃ無く、年配者も定年を機に台湾留学してもいいじゃないか!
そう大声で叫びながら
私はじゅうぶん、いまの生活を満喫しているので 巻き込んじゃ嫌だよぉ!
と冷静な私がいる。笑
ということで 台湾の幸福度が やたら高いらしいという話。
では!
今日も のほほん。