自民党総裁選で見え隠れする民意が無視された永田町の醜い権力闘争のお粗末!
今日は珍しくタブーのような政治の話題をタイトルにしてみましたが、これ本日行われた、自民党総裁選挙の経緯や結果を見て感じた、率直な思いなんですよね。😅
自民党総裁選挙で選ばれた人物が、自由民主党の新しい総裁という代表ポストに就任するだけでなく、日本の内閣総理大臣にもなるということで連日報道されてきましたが、ついに本日の決戦投票で選出されたわけです。
最初の投票で過半数を獲得できなかった場合は、上位2名による決選投票を行うというのが自民党の選挙規定だったために、大方の予想を裏切る形で1位になった岸田さんと、1票差の2位に甘んじた河野さんで決戦投票を。
その結果は、岸田さんが新総裁に選出されることになりました。
ということなので、とりあえず岸田新総裁、おめでとうございます!
そういう結果でしたが、裏で画策した古狸や老いぼれ守銭奴のごとき守権奴とも言いたくなる、既得権益や自分の役得を手放したくない輩の、思う壺になったお粗末な結末だったのじゃないかと、少し頭をひねった次第です。
最初の投票では各都道府県の党友・党員票と、国会議員票がそれぞれ382票ずつと、同数だったので合計で764票なんですが、国会議員で投票したのが380人だったために総数は762票になっています。
これが決戦投票になると、国会議員380票と党員票47票を加えた427票で競うことになっているわけですが、この党員票の47票というのは各都道府県ごとに1票ずつ割り当てられている数なんですよね。(^^ゞ
第1回の選挙で党員票の166票を獲得した河野さんにとっては、不利になるわけですが、そのことより47票の背後にいる党員票ということを見逃しちゃいけないと思いますね。
今回の自民党総裁選挙に投票した党員票がどのくらいなのかというと、総計で22万3,771票という数なんですよね、ちょっとビックリしましたけど。
自民党員の声と議員の声にズレがあるわけですが、よりしがらみや我欲の無いのはといったら、党員のほうじゃなかろうかと。
党員の声がある意味で国民の民意を反映していると考えれば、党員票の扱いをもっと検討した方が良さそうな気がしますね。(^_^)b
まぁ、私は自民党員でもなければ、どこかの政党に肩入れしているというほど政治のことや選挙などに詳しいわけじゃないけど、世の中を良くするためにこうあって欲しいという願いはあるわけですよ。(^^ゞ
やっぱり国民に選挙で選ばれて、栄えある立法府のメンバーになっているわけですから、国のために国民の平和と安全な暮らしと生きがいを感じ取れるような国づくりをして欲しいというのが、切実な願いです。
なので、誰が選ばれても国のためや国民のために良かったね、と言い切れるような政治をして欲しいと強く願っているわけですね。(^_^)b
今回の自民党総裁選挙を見ていて感じたのは、旧来の既得権益にしがみついて森友やお花見に関する不正疑惑など、臭いものに蓋をして口を拭うようなことを、暗黙の了解事項として裏で取引された臭いが漂うんですよね。🤔
自民党総裁選挙で見えて来た、こういう旧態依然とした党の体質こそ変えられるべきじゃないかと期待しましたが、残念ながら相変わらずの自民党でしたね。😅
はぁ~~~、今の自民党から有志の若手議員がそろって離党して、思想的には中道の、国民のことを最優先で考えてくれる代議士の本懐を遂げてくれそうな集団を創設してくれたら良いのだけど、ね。(^_^)b
党内で嫌われているらしい石破さんや、今回敗れた河野さんや応援していた若手の代表小泉進次郎議員などが自民党を出て、これまでの党風を一新する新政党を立ち上げてくれれば、多くの支持を得られると思うけどなぁ・・・。
ま、決まったことはそれとして、岸田さんが「人の話を聞くこと」を自分の得意として公言されていたけど、問題は人の話を聞き過ぎちゃダメってことですよね。
人の話を聞いたあとに、実現すべき提案ならすぐに実行に移す決断力が求められるわけで、聞きっぱなしじゃ意味がありませんもんね。(^_^)b
これから、岸田新総裁が新内閣総理大臣に指名された後、どのような閣僚を脇に置いて政権運営を図るのか、人事にもその度量が試されることになると思います。
誤解のないようにいっておくと、何も新総裁が岸田さんに決まったことに文句を言いたいのじゃなく、決め方や決めるに至るまでの裏取引のエグさやずるさなどの横行が、見ていても国民無視で見苦しく感じたね、という話。
国の舵取り役、内閣総理大臣に選出されることはまず間違いないので、自民党総裁としての初仕事で、党の重要人事と内閣の閣僚人事で、世間をアッと言わせて欲しいもんですね。(^_^)b
期待してますよ、岸田さん!
もっと前向きな議論で国民のために国政を盛り上げてね、枝野さん!
ってことで、今回は
「自民党総裁選で見え隠れする民意が無視された永田町の醜い権力闘争のお粗末!」という珍しく政治の話でした。
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。
では!
政治ボケ 民意忘れて のほほんと
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